ん?ここは?
あ、望の部屋だ
私あのまま寝ちゃったんや
あなた「ありがとな望」
ホンマに可愛い顔してるわ
あなた「大好きやで」
そう言ってみる
私は正直望が居らんとやっていけない
同期だからなのかな?
小瀧「ん?あ、おはようあなた」
あなた「おはよう。私寝てた?」
小瀧「おん。俺の胸の中で」
あなた「ホンマにごめん」
小瀧「……あなたさ、辛なったら俺にでもええ。メンバーでもええ。誰かにいいや?メンバーはいつだってあなたのこと見てんねから。もっと甘えてええんよ」
あなた「女の子って扱いされたないの」
小瀧「これは、女の子としてちゃう。メンバーの一人として言ってる」
出来た子やな
望は
あなた「……仕事行こ?」
小瀧「おん。」
~楽屋~
神ちゃんから何にも言われヘん?
そんな不安が心にある
神山「あなた」
あ、やっぱり
神山「頑張ったな」
あなた「え?」
神山「今もホンマは好きなんやろ?」
あなた「……もうええんや。涼馬のことはもうええ」
ドンドン!
ドアがノックされる
中間「はい?」
淳太くんがドアを開けると、涼馬が立っていた
あなた「涼……馬?」
涼馬「……好きや」
あなた「……やめて!」
涼馬「なんで」
あなた「やめて……欲しい」
すると、涼馬は近づいてくる
涼馬「浮気してごめん」
キスされる
私はそれを否定した
あなた「やめて!」
涼馬「どうしたん?甘えたいなら来いよ」
あなた「の……ぞ……む」
寄りによって望がいない
??「お前か」
涼馬「あ?」
??「もうやめてあげてくれません?」
望だ…
小瀧「本人嫌がってますよ」
涼馬「……全部俺が悪いんや。ごめん」
涼馬……
ホンマにごめんなさい
小瀧「やけにイケメンやな涼馬って奴」
あなた「((ギュッ」
小瀧「あなた?」
あなた「ありがとう」
私は気づいた
望に恋してることに
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!