_てひょんあの家到着
🦁「入って」
「お、お邪魔します」
🦁「俺の部屋行ってて、変わってないよ」
…
私は一歩も動けないでいた
🦁「どしたの?」
てひょんあは心配してくれたのか
私に駆け寄る
「てひょんあ…」
「私、部屋知らない…」
そう言うとてひょんあは
やってしまったとでも言うように
顔を真っ青にして下を向く
🦁「ご、ごめん。ごめん!!!!!!」
🦁「ほそくさんと…間違えた…」
は、はは…
苦笑いをしてみる
「だ、大丈夫。」
🦁「そこ真っ直ぐいって突き当たりの部屋だから…」
そう言うとてひょんあはどこかにいってしまった
あーぁ、最初からやってしまった
初めてのお泊まりはどうなっちゃうのでしょう
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。