第148話

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2020/07/16 16:51



さっきのこと、いや今までのことを



思い出しながらゆっくり歩いていると、






「…おい」






後ろから誰かに呼ばれた。



誰なのか思い当たる節も無いけど、振り返った。



そこにいたのは






ぼむぎゅだった。



よんじゅん
よんじゅん
…ああ、お前か。
よんじゅん
よんじゅん
で、何?



どうなったかな、ちゃんと元に戻れたかな



と考えていると、




ぼむぎゅ
ぼむぎゅ
…言いたいことがあって
よんじゅん
よんじゅん
は、?
ぼむぎゅ
ぼむぎゅ
別に、そんな大したことじゃねえけど
ぼむぎゅ
ぼむぎゅ
…俺の事待ってくれてありがと
よんじゅん
よんじゅん
…え、



ありがとう…?



こいつが?俺にありがとうだって、?



ぼむぎゅ
ぼむぎゅ
あなたと元に戻れたから、
ぼむぎゅ
ぼむぎゅ
…お前のお陰で
よんじゅん
よんじゅん
よんじゅん
よんじゅん
俺のお陰じゃねえよ
ぼむぎゅ
ぼむぎゅ
え、
よんじゅん
よんじゅん
俺まだあなたちゃんのこと好きだしㅋ
ぼむぎゅ
ぼむぎゅ
は?
よんじゅん
よんじゅん
…嘘だよ、ちゃんと諦めるから。
ぼむぎゅ
ぼむぎゅ
お、おう












ぼむぎゅ
ぼむぎゅ
…なあ
よんじゅん
よんじゅん
ん、?
ぼむぎゅ
ぼむぎゅ
俺、お前と仲良くなれる
と思うんだけど
よんじゅん
よんじゅん
え、どういうこと?
ぼむぎゅ
ぼむぎゅ
だから、
ぼむぎゅ
ぼむぎゅ
…友達になろうって











よんじゅん
よんじゅん
おうㅋ
ぼむぎゅ
ぼむぎゅ
な、何で笑うんだよ
よんじゅん
よんじゅん
いや、何もねえよ、ㅋ
ぼむぎゅ
ぼむぎゅ
ㅋㅋ




その後はぼむぎゅと2人で笑いながら帰った。






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