第120話

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2020/06/04 11:34


ぼむぎゅside




昼休み、ゆなからあの写真を



見せてもらってからずっと考えてた。



俺はまだあなたが好きだけど、



あなたは多分、もう俺の事好きじゃない。



よんじゅん先輩を好きになったのかもしれない。


それなら俺はただの邪魔じゃねえか、



…今日あなたに聞くしかないか。




そんな事考えてたら、いつの間にか




下校する時間になってた。



いつも通り、あなたが俺の席に来て



一緒に教室を出た。



あなたはもう俺と一緒に帰るのは嫌だろうな、



そう思いながら一言も話さずに校門を出た。






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