第13話

辛いなー
362
2020/10/04 13:43
早希ちゃんがスターレスに入ってからみんな、僕のことを見なくなった。
少し残念だった。
僕が話しかけても興味なし早希ちゃんが話したら興味津々おかしいよね…

僕、嫌われちゃった?
あなた

スターレスにいきたくない。

「あなたさん!おはようございます!」
あなた

あっ!おはよう!早希ちゃん!

ケイ
ケイ
早希来ていたのだな。一緒に行こう。
「あ、はい。」
あなた

………離れていって欲しくないけど。

あなた

僕は不良品

スターレスにて




僕がフロントへ入ったらみんな、早希ちゃんと一緒。


悲しい?寂しい?何それ?



もう、自分のことさえわからなくなった。



嗚呼、壊れたんだ。
あなた

早く捨てて

リンドウ
リンドウ
あなた?どうしたんですか?
あなた

え?ど、どうしたって?

リンドウ
リンドウ
いや
早く捨ててといっていたので
あなた

っ!?あ、あぁ!ゴミのこと!

リンドウ
リンドウ
そうですか?

そう言ってリンドウは背を向けて歩いていった。
リンドウ
リンドウ
ケイ、ちょっと良いですか?
ケイ
ケイ
?どうした?
リンドウ
リンドウ
あなたが最近おかしいんです。
ケイ
ケイ
やはりそうか
リンドウ
リンドウ
わかってたんですか?
ケイ
ケイ
あぁ。少し疲れている顔ではあったな。
リンドウ
リンドウ
今日も、早く捨ててといっていました。
ケイ
ケイ
……………
あなたは突然部屋から出てきた。
リンドウ
リンドウ
あなた!
あなた

っ!?

あなたは逃げた。
腕には滲んだ血の跡。
リンドウ
リンドウ
黒曜!あなたを捕まえてください!
黒曜
黒曜
?あなたか?
黒曜はあなたを片手で止めた。
リンドウ
リンドウ
ありがとうございます。
あなた

離して!!

リンドウ
リンドウ
逃げないでください。色々聞きたいことがあります。
あなた

……話したくない!

リンドウ
リンドウ
少しだけでも良いですから!
あなた

……無理です。

否定する力も強くなっていった。
黒曜
黒曜
落ち着けあなた
あなた

離して!!

黒曜
黒曜
お前が落ち着くまで離さないからな。
リンドウ
リンドウ
まず、腕を見してください。
あなた

どうして?

リンドウ
リンドウ
お願いです。
あなた

………

黒曜
黒曜
めくるぞ?
あなた

っ?!や、やめ!

黒曜が捲ると血が大量に出ていた。
リスカの可能性は高い。
リンドウ
リンドウ
っ?!この血?!
ケイ
ケイ
あなた。話を聞かせろ。
あなた

いやで

ケイ
ケイ
いいから大人しく聞かせろ!!
あなた

っ?!

ものすごく怒鳴られた声が響きあなたは否定も出来なかった。
あなた

ごめんなさい……

リンドウ
リンドウ
あなた?
あなた

使えないから…必要ないから…

リンドウ
リンドウ
そう言うことじゃありません!
ケイ
ケイ
あなた。俺はお前をせめてなんかない。
あなた

それじゃ、どうして?

ケイ
ケイ
あなた

どうして、僕の話になるとつまらなさそうにするの?
嫌いになっちゃった?

リンドウ
リンドウ
っ?!……そ、それは…
あなた

正直に言って?

ケイ
ケイ
自分で自分の首を閉めてるだけだ。
あなた

?…どうして僕が?

ケイ
ケイ
言葉のと通りだ。
あなた

消えてほしい?

ケイ
ケイ
違う。
あなた

いなくなってほしい?

ケイ
ケイ
あぁ。
あなた

っ?!

ケイ
ケイ
心を切り替えてからスターレスに来い。
あなた

わかりました…

リンドウ
リンドウ
ちょっと!ケイ!
あなたがロッカーで荷物をまとめた。
あなた

はぁ、嫌われた。

???
???
ねぇねぇ!スターレスの人に嫌われちゃったの?
あなた

え?

そこにいたのは昔の自分だった。
あなた

どうして?

???
???
ケイさんの言う通りだよ。
あなたは自分で自分の首を閉めてるだけ。
あなた

…………

???
???
自分の首を閉めてるより、守るべき人が要るんじゃないの?
あなた

っ!……スターレス?仲間?

???
???
そうだよ!自分でわかってるじゃん!
あなた

……どうして今頃思い出したんだろ…

???
???
はぁ、じゃあ、僕がチャンスをあげる。
あなた

チャンス?

???
???
僕は周りの人にはみえない。何故なら昔から来たからね。
僕が、あのロッカーを倒してあげる!
あなた

な、なんで?

???
???
そこで君が、あのケイって言う人を庇う!
あなた

意味あるの?

???
???
守るべき人が要るということを思い出してくれたんだ。って思ってくれるかも知れないよ?まさにチャンス!でしょ?
あなた

怖いけど、チャンスならやるしかないね。

ケイがちょうどロッカーの前にたった。
???
???
いまだ!
ケイ
ケイ
っ!!
ロッカーがケイの方へ倒れてきた。
あなた

ケイ!

ドサッ
ガシャン!
リンドウ
リンドウ
どうしたんですか?っ!!あなた!!!!
あなた

いててて…
ケイ、怪我はない?

ケイ
ケイ
あぁ。大丈夫だ。それよりあなたは大丈夫か?!
あなた

大袈裟だなー。これくらい何てことないよ!

リンドウ
リンドウ
でも、頭から血が!
あなた

おっと……

???
???
あー。ごめんなさい……
あなた

(ふふっ、大丈夫、ありがとう)

あなたは口パクで言った。
???
???
っ!どういたしまして!
昔の自分は元の世界へ帰っていった。
ケイ
ケイ
あなた、さっきはすまなかった。
あなた

えっ?!いやいや!逆に此方こそごめんなさい!大切なことに気付けなくて…

ケイ
ケイ
大切なこと?まさか、思い出してくれたのか?
あなた

はい!

ケイ
ケイ
よかっt
リンドウ
リンドウ
良かったですね!
ケイ
ケイ
貴様、俺の台詞を取っただろ?
リンドウ
リンドウ
良いじゃないですか?思っていることは同じなんですし。
あなた

ふふっあはは

リンドウ
リンドウ
あなた

やっぱり面白いね!二人の会話は

リンドウ
リンドウ
そうですか?
ケイ
ケイ
まぁ、今回は許そう。
いつまでも仲良く

プリ小説オーディオドラマ