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虎杖『なぁ、あなたって好きな人…居んの?』
あなた『そりゃまぁ…居るけど?』
虎杖『え!?誰々!?どんな人?』
あなた『教えるわけないでしょ!』
虎杖『えー!気になる〜!』
虎杖『じゃあヒント!』
あなた『ヒントか…』
あなた『身長が高くて…』
虎杖『みんなあなたより身長高いじゃん』
あなた『うるさいなー!』
虎杖『さーせん!』
あなた『後は…優しい!』
虎杖『え?そんだけ!?』
あなた『まだ言うの!?』
虎杖『うんうん!』
あなた『じゃあ…髪がピンクで…』
虎杖『は…?』
あなた『変な指食べちゃった人!』
虎杖『えっと…それって』
あなた『まだ分からない?』
あなた『名前は虎杖悠仁って人!』
あなた『って…!なんで泣いてるの!?』
虎杖『あ…ごめん嬉しくて』
虎杖『俺もあなたの事大好きだから』
あなた『私達両思いだ!』
虎杖『そうだよバカ!』
あなた『バカってなん…』
チュッ
虎杖『ごめん我慢できなかった』
あなた『ばーか』
虎杖『あなたも泣いてる〜』
あなた『ばーーーか!』
虎杖『まぁそんなお前も好きだよ』
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。