煩わしい羽虫共
あなたのAFOにつけられた別名への脅しの為に生かされていた存在の分際で
早くあなたのAFOにつけられた別名と与一を連れて何処か人のいない所に行こう
聞いていた限りオールマイトはいない
オールマイトは授業中、もし後から合流でもするつもりだとしたら…
流石の僕でも手を焼く
それなら、
今、さっさと捕まえて逃げればいいだけの事
あなたのAFOにつけられた別名が居るのはヤクザの家
ドアを吹き飛ばすと、真っ直ぐな廊下が広がっていた
まるでこっちに来いと呼んでいるかのようだ
この家への負担を減らすためか、口封じのためか
地下へ繋がる階段をしばらくおりると、大きな扉が現れた
中から気配がする
反発の個性を使ってドアを吹き飛ばすと
中に拡がっていた光景が目に入り
実に面白いと感じた
並び立つゴミ虫共の前であなたのAFOにつけられた別名がまっすぐ僕を見つめていた
だが妙だ
レディーナガンやホークスなどのプロヒーローや、雄英教師いるというのに
こちらへ攻撃を仕掛けてくる気配は無い
が、
先程まであなたのAFOにつけられた別名を回収しようとしていたはずの子供達もこちらを敵視した目をしていた
視界に入れるはずもないゴミ虫のはずなのに
何故
何故…その目をしている
いや、コイツだけではない
ここにいる全員が
“アイツ”と同じ目をしていた













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。