第23話

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2022/01/03 13:22

🖤side

アメリカに着いてしばらく経ったある日、樹からメールが来ていた

田中樹

「お前、ちゃんと広場来いよ？」

え？なんで樹が知ってんの？
あれは大我からのじゃ…

松村北斗

「まって、どういうこと？」

松村北斗

「あの紙って大我のじゃないの？」

田中樹

「あの紙はきょもからじゃなくて俺から」

あぁ、そういうこと

松村北斗

「なるほどね」

松村北斗

「でもなんで？俺になんか用があったの？」

田中樹

「特に用はない」

田中樹

「ただ、空港できょもがみんなに気を使ってお前と話すの我慢してたから」

田中樹

「お前と少しでも話せるようにきょもに渡してきてって紙を渡したの」

田中樹

「お前だって何も言わないだけで、本当はきょもと話したかっただろうし」

樹ってやっぱりすげー良い奴

松村北斗

「そういうことか」

松村北斗

「ありがとな樹」

田中樹

「いえいえ」

田中樹

「俺は恋のキューピットだから」

ん？樹に大我のこと言ったっけ？

松村北斗

「え？俺樹に大我のこと言った？」

田中樹

「言ってないけど、お前ら2人してわかりやすすぎw」

田中樹

「どうせ付き合ったんでしょ？」

は!?鋭すぎ

松村北斗

「まぁ…」

田中樹

「マジ俺に感謝しろよな」

松村北斗

「自意識過剰かよw」

田中樹

「悪いかよ」

田中樹

「まぁでもやっぱりお前に言いたいことあるし広場に来い！」

松村北斗

「わかったよ」

田中樹

「あ！いいこと思いついた」

松村北斗

「なに？」

田中樹

「きょもに内緒で帰って来いよ」

田中樹

「きょもビックリするかもよ」

松村北斗

「確かにそれいいかも」

松村北斗

「帰る日決まったら樹に連絡する」

田中樹

「オッケー!!じゃあ、頑張れよ」

松村北斗

「おう!!ありがとう」

樹と話して俺はいいことを思いついた

それは…

.
.
.

＿4年後＿

今日は日本に帰る日

日本に向かう前に俺はとあるところに向かった

長くなるので一旦ここで切ります！

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第24話 ‧✧̣̥̇‧

オタ

コンテスト受賞作品

グランプリ

好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。