JK side
俺がこいつを睨みつけながらそう言うと益々楽しそうな表情を浮かべた。
ノアがそう言った瞬間、自分でも驚くほど怒りが出てきて隣の壁をドンと殴ってこの女を睨みつけた。
そう言ってノアは消えた。
くそ。
めんどくさい事になった。
ヒョンに言うか?
いや、あの人ならきっと自分のせいだとか言ってまた悲しませるに決まってる。
てことはつまり、俺が1人で耐えるしかないな。
ごめん、ヒョン。
こんな拙いやり方だけど、ヒョンのこと守らせてよ。
ノアに呼び出された場所に着くと既にこいつは待っていて、顔を見るなり毒を吐いた。
そう言うと、俺はただただ無心にこいつを押し倒して気持ち悪さを必死に抑えながら流れ作業のようにこいつを犯した。
🐰 🐯
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!