第56話

☽ ⋆゜
704
2021/06/01 12:32



あれから2ヶ月、僕達は特に何も無く平和な日々を過ごしていた。



毎日ぎゅーとちゅーをして、時々えっちもして。






お互いに心も体も満たされる生活を送っていた。












あの日までは。






















TH
TH
ぐがぁ…、またどっか行っちゃうの…?
JK
JK
あ、朝には戻ります
TH
TH
ね…、どこ行ってるの…?
JK
JK
もう時間やばいんで、行きますね
TH
TH
ぁ…ぐが!






グガは僕の顔をまともに見ずに出て行ってしまった。




まただ…










グガは最近、夜になると出かけることが増えた。


どこに行くのか聞いても教えてくれないしその間はカトクを送ってもあまり直ぐに返事をしてくれない。











正直、浮気を疑ってしまう。






だけど未だにグガに問い詰める一歩は出せない。




理由は…














JK
JK
はぁ…
TH
TH
(グガ帰ってきた…)
JK
JK
すき…、







これだ。







グガは帰ってきては僕が寝ているのを確認するといつもほっぺや耳に優しくキスを落として


すき、と苦しそうに呟く。









グガはきっと僕が寝ていると思っているけどいつも寝たフリをしているだけ。











JK
JK
ヒョン…、ごめんなさい…
TH
TH
(…?)




いつもは帰ってきてすぐに何かを洗い流すかのようにお風呂に入るのに今日は中々僕の元から離れなかった。












ごめんって…どうして?
























🐰🐯

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