グラウンド集合でクラスの子達と話していると
美里「おっはよーっ!」
あなた「おはよーっ!」
岩泉「おぉーっす!」
あなた「おは」
美里「バス一緒に座ろうねーっ」
あなた「私はそのつもりでしたけどっ!」
岩泉「あいつらは?」
あなた「もうそろそろ2人で来るんじゃない?」
あなた「私先に走って来たからw 」
美里「え!あの2人と一緒にいたの?」
あなた「いや、途中で及川と会って歩いてたら
香織が来たからさ、」
あなた「邪魔者は退散したのだよ☆」
美里「そっか…。」
あなた「それに香織は私と及川話してるの
嫌だと思うから…。」
美里「え?」
あなた「多分睨まれたんだよね~…えへ」
美里「はぁぁぁぁあ???!!!」
あなた「声でかw w w」
美里「ありえない。だって友達でしょ?」
あなた「ほら、独占欲強いとこあんじゃん、あの子」
あなた「嫌なんでしょ、私にかかわらず女の子と及川が話すのは。」
美里「でもさぁ!!!」
あなた「もういいよw w w私も関わるのやめる」
きっとそれが1番うまくいく。
さっき及川は親友って言ってくれたけど
きっと香織は良くは思わないだろう。
私が及川を好きな事も1番知ってる。
そして香織の事だしきっと
「もうあなたとは話さないで」
くらい言われてるだろう。
及川に避けられて傷付くよりも
先に私から離れよう。
いつまで経っても保身的。
美里・岩泉「………………。」
あなた「だってあのラブラブな空気感
一緒にいる方がしんどいよw 」
あなた「私も好きな人ほしいなぁ~」
モブ子達「…………………。」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。