トイレっていうのは嘘でまずは職員室。
あなた「せんせー?」
担任「おぉ、どした?」
あなた「体調悪いので保健室で休んでもいいですか?」
担任「寝不足で眠いからとかいう理由じゃないよな?」
あなた(ただ教室にいたくないだけ…)
とは言えず
あなた「先生、お願い、ちょっとだけ休ませてほしい。」
担任「おぉ…大丈夫か?」
あなた「ちょっと休めば大丈夫だと思う。」
あなた「ちゃんと切り替えるんだ、あなた!」
自分に言い聞かせてちょっと休んだら元の日常に戻そう!!
担任「そうだ、お前明日の社会見学までには体調戻せよ?」
最悪。忘れてた…。
あなた「もし、体調戻らなかったら休んでもいいですか?」
担任「極力戻しなさい」
あなた「戻れるもんならもどしてるよーだ」
担任「はよ休んでこい」
あなた「ごめんね。」
担任「……。」
保健室で1時間目だけ休む事にしたけど
寝れるわけもなく時間止まって欲しいと
願うだけであっという間に休み時間になった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!