第3話

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2021/02/12 05:26
~とあるお昼休み~







美里「あなたってさ、ほんと及川の事好きだよね」

あなた「ねぇー?自分でも不思議に思う。」

美里「どこがいいの?」

あなた「顔!!!!」

美里「顔かよw w w」

あなた「あとバレーしてる姿!!」

美里「及川セッターだっけ?」

あなた「うん!及川のセットアップって
悔しいけどすごく打ちやすいの」

美里「バレー部にしかわかんないやつだね!」

あなた「サーブもそうだけど、ずっとひたむきに練習してる姿見てきてすごいなぁって。悔しいけど。」

美里「ふぅ~ん」

あなた「一緒にいるうちにだんだん好きかもってなってさ」

美里「休みの日も公園でバレーしてたもんね」

あなた「うん!だから尊敬も込めて好きだなって」

あなた「誰よりも近くで見てきたから誰にもこの気持ち負けない自信あるよ!」


美里「ふぅ~ん」

あなた「あんま興味ないでしょ?笑」

美里「いや、早く付き合えよって思うよ」

あなた「( ゚∀゚)・∵ブハッ!!」

美里「だって仲良いじゃん、2人」

あなた「ふられたら立ち直れないよぉ」

美里「ふられるかぁ?」

あなた「わかんないじゃん…そんなの…」

美里「まぁ頑張れ!」

あなた「ありがと!」


2人で話していると



岩泉「なぁ、及川知らね?」

あなた「香織と今日提出の数学のノート職員室に持って行ってるよ~」

岩泉「さすが、及川博士!」

あなた「いや、岩泉に言われたくないよ」

美里「ねぇ、岩泉」

岩泉「ん???」

美里「あなたと及川が付き合える確率は何パーだと思う?」

岩泉「ん~~。70パーかな?」

あなた「え………!!!」

美里「残りの30パーは何?」

岩泉「バレー選びそう」

あなた「(好きな人いるとかじゃなかったんだ…ホッ)」

美里「もう告っちゃえ」

あなた「むぅぅぅっりぃぃぃぃぃ!」

岩泉「でもよぉ、あいつモテるから早くしないと誰かに取られるぞ?」

あなた「だって告ってふられたらもう5人でいれなくなる。それだけは絶対に嫌だ!私はこの5人でいるのが何より大切なの!」


美里・岩泉「可愛いな、おい!」











ねぇ。及川。もしあの時私があなたに
告白していたらあなたは私と付き合って
くれていましたか?

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