mb「wwwおーい!大丈夫かぁ!!www」
mb「ほんっとにお前馬鹿だなwww」
sm「ごめん...なさい」
mb「喋りかけんなよ馬鹿」
sm「...ごめん...なさい」
mb「おーい!僕の言葉聞こえませんでしたかー?」
そう言って俺の腹を蹴る
もう動くことの出来ない俺は痛みに耐えるだけ
どうしてこうなったっけ...覚えてない
mb「やりすぎんなよ〜www」
mb「あ?まだまだだって」
mb「ちょっと男子!!スマイルくん可哀想じゃん!!」
mb「そうだよー!!」
それで助けたつもりか?
終わらないんだよ虐めはさ
ー キーンコーンカーンコーン ー
mb「やべっ!授業始まる!!」
mb「ほら!!早く行くよ!」
mb「遅れちゃうー!!」
sm「ケホッ...ケホッ...」
sm「は...やく...きょうし...つかえら...ないと...」
動くだけで激痛が走ったが何とか立ち上がり教室に向かった
先生「何やっているんだスマイル!!これで遅刻何回目だと思ってるんだ!!」
sm「すいま...せん...」
先生「ったく...早く席に座れ!」
sm「はい...」
席に戻ると机には
馬鹿!
学校やめろ!!
生きてる価値ねえよー!!
とかの暴言がある
特に気にせずそのまま席に座る
今日も教科書が無かった
机の中はいつ見ても空
___もう疲れたなぁ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。