第2話

誘うのは俺から。
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2019/09/09 10:51
俺、吹雪ふぶき灯浪ひなみという人と付き合ってる。

何年も何年も「好きだよ」なんて言われて、意識してしまって…。

初めて出会ったのが小学2年の頃、それから何年もずっと一緒にいて、高校1年になった今年、付き合うことになったのだ。

灯浪は何にでも積極的で、キスだってハグだって沢山された。


けど…












"そういう事"はまだしていない。

灯浪のことだから、沢山するんだろうなって思ってたけど、キス以上のことはしてくれない。

「恋人なんだから、そういう事だってしたいじゃん…」

1人で呟く。



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▽▽
「っ、吹雪……」


「…んっ…ふっ……ぁ…」


名前を呼ばれ、振り向いたと同時にキスをされる。


「っふ…」


「っ…んぅ…はっ…なんで急に…」


「可愛い顔が目の前にあったから」


「〜っ」


思ったことを素直に言ってくるから恥ずかしい。


「……よし、可愛い吹雪の姿見れたし勉強再開しよ」

くるっと背を向けて勉強を再開する灯浪。


(あ……まただ)


いつもこんな感じ。キスでやめてしまう。
こんな感じの事が続くから、嫌な方に考えてしまう。



















俺に興味がなくなった、とか。






















キスはするけどやっぱり男だから?身体には興味ない?


(…なら好きとか言わないでよ)


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そこから1ヶ月が過ぎた。


…もう限界。俺が押し倒して無理やりにでも挿れてもらう。


灯浪は高校に入学した時に一人暮らしをしていて、今日は灯浪の家に泊まる。

(ちゃんと素直に言えてたらこんなに悩まないのに…)

けど、決めたから











初めては俺から誘う。












受けちゃんが頑張って誘うの好きなんです……1話投稿でもうお気に入りをして下さる方が…!!!!ありがとうございます。プリ小説初めて2ヶ月経ちましたがこんなに見て下さる方がいて茶々丸とってもとっても嬉しいです。
次回はえちえちです。吹雪が頑張ります。

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