〈しばゆーが帰った後の場面〉
ねえねえ、夜ご飯どうする?
あー、どっか食べ行く?
そしたらあなたも一緒に食べるだろう。
そうしよっか?
あ、じゃあ私は帰るね。
(えっ!?)
え、なんで?
としみつが俺のかわりに言ってくれた。
だってなんか皆と一緒に食べに行くの悪いし……。
(全然そんなことないのに。むしろてつやなんか大喜びだろ。)
俺が困惑してとしみつのほうを見ると、としみつと目があった。
(多分としみつも俺と同じこと思ってるよな……。)
2人で頷く。
だってお昼つくってくれたでしょ?そのお礼だと思って。
なんならおごるよ?てつやが。
え、俺かよ!別にいいけど。
あ、いいんだ笑
じゃあご一緒させてもらおうかな……。
よし、決まり!
(よっしゃ!良かった!)
〈ラーメン到着の場面〉
いただきます!
美味しい!やっぱしょうゆは間違いないよね。
あなたラーメン好きなの?
うん、大好きだよ!
(へー、そうなんだ。意外だな。)
( ̄・ω・ ̄)ジッー…
(?)
なにやらあなたが何かを見つめている。
あなたどうした?笑
あっ皆のラーメンも美味しそうだなって思って笑
じゃあ誰かにちょっともらえば?
(としみつナイス!)
そうだね。じゃあてつや少しあげなよ。
は!?なんで俺なんだよ!?
あなたのほうを見ると、あなたも驚いている。
え、嫌なの?
べ、別にそういうわけじゃ……。
(なんだ、違うんじゃん。)
じゃああげなよ。
だ、大丈夫だよ?
ていうか見てた私が悪いんだし。
ほらあなたもそう言ってるし、ね?
まああなたがいいって言ってるんだったらいいんじゃない?
(おい、虫さん!)
まあそうだな。
(としみつまで……。もうここは……)
あなたが言ってるんだったら。
(しょうがないよな……。)
その後は皆で美味しくラーメンを食べた。
あなたは何か考え事をしてたみたいだったけど。
〈現地解散する場面〉
ばいばーい( 。・ω・。)ノ
てつやとあなたが帰っていく。
んじゃ、俺らも帰るか?
そうだね!
あ、りょうちょっと。
分かった。
(なんだ?)
じゃあ先帰るよ?
おう。
虫眼鏡とゆめまるも帰っていき、俺ととしみつだけが残った。
としみつ何?
あのさ、今日ずっとてつやとあなたをくっつけようとしてただろ。
今日っていうか夜だけど笑
それでさ、ラインの話から考えてみたんだけど、くっつけようとするのやめない?
なんで?
てつやはまだ自分で気づいてないみたいだし、そういうのは自然に任せた方がいいって。
……。
(なんで?ただ俺は良かれと思ってやっただけなのに、)
ていうかとしみつも協力してくれてたんじゃないの?
それはそうだけど、でもやっぱなんか違うなって思ったんだよ。
りょうだって自分の知らないところで勝手にくっつけようとされたら嫌だろ?
……。
(しょーがない。)
ああ、そうだな。ごめん、俺が悪かった。
そうか、分かってくれて良かった。
じゃあまたな。
としみつが帰っていく。
ふー
少し息をつく。
(よくよく考えたらとしみつの言ってることは正しいよな……。)
(これからは手を出さずに見守るだけにするか。)
そんなことを考えながら俺もラーメン屋をあとにした。
こんにちは(?)作者です!
今回はなんか変になってしまいましたね😅
(りょう推しの人ちょっと怒ってるかも……。)
実は皆さんに謝らなければいけないことがあります。それは、#8のラインの会話を勝手に編集してしまったことです……。ほんとーにごめんなさい🙏
これからラインは[ ]で書こうと思ってるのでよろしくお願いします!!
いいねして作者を応援しましょう!
この小説を読んだ方は、こちらの小説も読んでいます
- ノンジャンル
小さな白雪姫
「この子を…守って欲しい。」 滝沢君から預かったのは… 『………………………』 家族に見捨てられた女の子でした
favorite 366,752grade 6,767update 2024/04/14 - 恋愛
リクエスト型短編集
リクエストお待ちして居ります✨書ける方は作品の中にて✨
favorite 8,875grade 408update 2024/04/01 - 恋愛
SnowManのフェチ〜彼女の研究〜
SnowManといろんなプレイをしちゃいます 彼女ちゃんの研究が大好きな彼に愛されちゃって。ドS...様々
favorite 76,246grade 8,090update 3日前 - 恋愛
ただ、貴方の背中だけを……
中学で観た兄の試合で、忘れられない人と出会った__。 振り向いてほしい。 悲しませたくない。 応えたい。 でもどうしようもなく、好き。 行き交う“好き”のキモチ。 貴女が最後に選ぶのは、変わらず彼……? それとも……。 甘酸っぱい、切ない、恋の行方____。 ✑☁︎︎序章編..2話~340話 ✑☁︎︎本編編..344話~764話 ✑☁︎︎最終章編..766話~ ・ ・ ・ ※落ち不明 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー✁キリトリ✁ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー こんな事あらすじに書きたくないけど、パクリなどは絶対にやめてください。
favorite 570,378grade 15,960update 2024/04/17 - 恋愛
言いなり
過激なBL作品です。私の自己満です。 苦手な方はスクロールを。 名前は 読者さんにご協力頂きました😭💖 沢山の方に読んでもらえて嬉しいです。 ネタが無くなるまで頑張ります😌💭
favorite 324,049grade 13,823update 2024/04/17
コンテスト受賞作品
もっと見るONE N’ ONLYオーディオドラマ原案コラボコンテスト
公式TikTokの注目動画
もっと見るチャレンジ小説
もっと見る- 青春・学園
嘘だけついていればいい
人見知りなんです、私。 本音を人に言ったら 嫌われるんじゃないかって不安で、。 そんな時…………。
- 青春・学園
夏が終わる
夏休み終了直前、陽介と奈津は夏祭りに行った 楽しんでいると、突然目の前が真っ暗になり、気づくと日付が戻っていた ずっと夏休みにいられると喜ぶ陽介に対し、奈津の表情は暗く…………
- ファンタジー
ドメインうぉーず!〜仮想世界を舞台にしたデスゲームで妹を溺愛している少女が妹を救うために元ゲームマスターの裏切り者の人工超知能と手を組んでゲームぶっ壊します〜
2050年、全てがデジタルで一元管理される時代。 妹の九三が原因不明の自殺未遂で昏睡状態に陥り、姉・有海空の世界は崩壊した。 そんな中、CUBEと呼ばれる次の人類の故郷となる仮想世界での権力争いが激化。 そこは、土地や通貨を奪い合うバトルロワイヤルの場であり、 選ばれし者たちが欲望のために汎用人工知能MEを駆使してしのぎを削る世界だった。 ある日、妹の見舞いのために病院を訪れた空は異様な光景に遭遇する。 周りは人型の怪物によって拘束された人々で溢れ、自身も動けなくなってしまう。 そこで聞こえてきたのは、かつて人類を破滅に追い込んだAIの声。 「妹の体をくれたら、救ってもいい。」この言葉をきっかけに、 空は妹を救うため、そして元の平穏な日常を取り戻すため、 世界の運命を賭けたデスゲームへと足を踏み入れる。 使用画像 七三ゆきのアトリエ https://nanamiyuki.com/ novelai https://novelai.net/
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。