────次の日────
ジリリリリリリリリ……
眠い目をこすりながら目覚ましを止める。
私は起き上がり、テーブルの上を確認する。
そこに置いてあるのはuuumの名刺。
昨日の嬉しさがまたよみがえってくる。
私はuuumに行く準備を始めた。
────数時間後────
あまりの大きさに思わず心の声がもれてしまう。
私は今、uuumのビルの前に立っている。
意を決して中に入る。
中はホテルのロビーのように広く、たくさんの社員が行き来している。
正面のカウンターに向かう。
カウンターには若い女性が立っている。
私はエレベーターに乗り、5階へと向かった。
私は上司について行き、社内案内や、uuumの仕事について説明してもらった。
上司にお礼をし、社内を歩く。
その瞬間、
ドンッ
誰かとぶつかった。
うつむきながら答える。
びっくりした勢いで顔をあげる。
誰かがはじめしゃちょーを呼んだ。
どうやら2人らしい。
またもやびっくりしてしまった。
そういえばそうだった。
こうしてはじめしゃちょーと水溜りボンドと少し仲良く(?)なれた。
はじめしゃちょーと水溜りボンドと別れてまた社内を歩く。
────はじめside────
あなたと別れて水溜りボンドと一緒に部屋に入る。
そんな話をしてると社員がやってきた。
少し気合いを入れて水溜りボンドと仕事を始めた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!