第7話

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2022/01/04 05:55
大正○○年____________





私、空羅 あなたは



鬼殺隊の中でも有名な



空羅家に産まれた



今でも家のプレッシャーが



忘れられないほど



"名家"という肩書きが強かった



でも、その肩書きがあったおかげで



これほど強くなれたと思う。



鬼殺隊に入った頃は



助けられない命がたくさんあって



何回もやめたくなった



柱になっても助けられない命は必ずあった



最初の頃は家のこともあって鬼を狩るのが



嫌で嫌で仕方がなかった



けど鬼によって崩されていく幸せを



見ていくうちに



鬼を狩ることはどれほど人の命を助けられるか



だんだん分かってきた



だから今は鬼を狩ることが嫌だと言う気持ちは



一切ない



柱合会議のとき



鬼を連れた少年"炭治郎"を見た



鬼は幸せを壊していく生き物だから



私は鬼の少女"禰豆子"が信じられなかった



でも禰豆子は他の鬼とは違うことが分かってきて



私はその兄妹を信じることにした



今思えば何故信じていなかったんだろうと思う



私は1度だけ鬼舞辻にあったことがある



戦ったが首を切れなかった



朝まで持久戦だったが、逃げられた



その後のことはそんなに覚えていない



鬼舞辻のことも私がどうやって戦ったかも______


















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