第8話

花弁
2,292
2020/06/05 01:27
ねえ、なんであなたを泣かせたの?って聞いてるんだけど
あなたはあの方の妹だよ?
そんな事したら……君や君の家族の首ごと吹っ飛ぶの分かってるでしょ
累の兄役の鬼
累!悪かった……!悪かった!
今夜は鬼狩りが沢山来ると思う。
その時に、兄さんの所に来た鬼狩りをみーんな、蜘蛛にしたら、許してあげる
累の兄役の鬼
わ、わかったよ累_______!
鬼舞辻 (なまえ)
鬼舞辻 あなた
(あの方……?無惨のこと?)
┈┈┈┈┈┈┈ ❁ ❁ ❁ ┈┈┈┈┈┈┈┈
我妻善逸
はぁはぁ……
我妻善逸
禰豆子ちゃーーーーーん!!!!
我妻善逸
どこーーーー!?
その夜、山で迷子になった一人の鬼殺隊よ剣士がいた。
階級は癸。
下の位だ。
カサカサ┏(┏ ∵)┓
我妻善逸
なんなのさっきからカサカサカサカサ!!!!
我妻善逸
……え?
┌(┌ ՞ةڼ)┐
我妻善逸
((^ω^≡^ω<ギャアアアアアアア
┈┈┈┈┈┈┈ ❁ ❁ ❁ ┈┈┈┈┈┈┈┈
鬼舞辻 (なまえ)
鬼舞辻 あなた
私はどうしたらいいの?
とりあえず鬼狩りが居たら殺したら良いんだよ。君のその、鋭い花弁の血鬼術でバラバラにして。
鬼舞辻 (なまえ)
鬼舞辻 あなた
わかった、
鬼狩り
鬼!
鬼舞辻 (なまえ)
鬼舞辻 あなた
あ、鬼狩り
鬼狩り
弱そうな鬼だな…直ぐに斬ってやる!
鬼舞辻 (なまえ)
鬼舞辻 あなた
そんなに簡単に私が殺せられるんなら、柱なんて要らないんじゃないかな?
鬼狩り
え……?
私は爪の先から花弁を出す。

蜘蛛の糸で垂れ下がっているから、自由に花弁の位置がコントロールできる。

これは、累に少し力を借りたやつ。
鬼舞辻 (なまえ)
鬼舞辻 あなた
あーあ。
鬼狩りは一瞬でバラバラに刻まれた。
ね?あなたなら出来ると思ってたんだ。
鬼舞辻 (なまえ)
鬼舞辻 あなた
累!いたの!
…………そろそろお母さんが惨めで目障りな鬼狩りを殺してくれているはず。
僕は一旦お母さんのところに行くから、待っていて。
鬼舞辻 (なまえ)
鬼舞辻 あなた
うん、わかった!

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