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第9話

マシュマロのように甘く
山崎 利来
山崎 利来
これなんかどうだ?
森田 まゆ
森田 まゆ
あ、いいと思います!
木曜日の放課後。
利来先輩とショッピングモールに来ていた。
先輩には小学生の妹がいて、明日が誕生日らしい。そこで、プレゼントを一緒に考えてほしいということで今に至る。
山崎 利来
山崎 利来
いやぁ〜、森田のおかげでいいのが買えたよ
森田 まゆ
森田 まゆ
妹さん喜んでくれるといいですね
私は1人っ子だから妹がいるって羨ましい。
可愛いだろうなぁ…。
森田 まゆ
森田 まゆ
あっ!
あ、あれは…マシュうさ!!
森田 まゆ
森田 まゆ
はぁ〜っっ!可愛いぃ♡
山崎 利来
山崎 利来
何?キャラクター?
森田 まゆ
森田 まゆ
マシュうさっていうんですけど、マシュマロみたいに白くてもちもちしてて…人気があるんですよ〜っ
山崎 利来
山崎 利来
そういえば、ウチのクラスの女子も持ってたなぁ…森田も好きなの?
森田 まゆ
森田 まゆ
はい!ぬいぐるみとか集めてるんです
山崎 利来
山崎 利来
カバンとかにはつけないの?
森田 まゆ
森田 まゆ
あぁ〜…キーホルダーは持ってないですね
山崎 利来
山崎 利来
じゃあ、ちょっと待ってて
先輩はマシュうさのキーホルダーを取ってレジに並び私に渡してきた。
山崎 利来
山崎 利来
はい
森田 まゆ
森田 まゆ
え、えっ!いいんですか!?
山崎 利来
山崎 利来
持ってないんだろ?
森田 まゆ
森田 まゆ
そうですけど…いくらでした?お金返しますっ
山崎 利来
山崎 利来
いいんだよ。プレゼント選びに付き合ってくれたお礼
森田 まゆ
森田 まゆ
でもっ…!
山崎 利来
山崎 利来
お金とかいいから。そのかわり、ちゃんとカバンにつけろよ?
ニカッと笑って私の手を引っ張る。
山崎 利来
山崎 利来
ほら、帰るぞ
森田 まゆ
森田 まゆ
…先輩、ありがとうございます!
山崎 利来
山崎 利来
はいはい
初めてもらったプレゼント。
可愛いマシュうさ…。
これ、並んで買うの恥ずかしくなかったかな?
先輩は優しい。
今だって、私の手を軽く握ってくれてる。
きっと、妹さんにも優しいんだろうな。



森田 まゆ
森田 まゆ
先輩、妹さんにおめでとうって伝えといてください!
山崎 利来
山崎 利来
分かった、伝えとく
クールな顔に隠された甘い笑顔。
その笑顔に私は弱い。

家に着くまで、先輩は私の手をはなさなかった。


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ペリドット
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いろんな人に読んでもらえるようなお話しを考えていきたいです(•'-'•)
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