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第1話

通り魔
花本 美月
花本 美月
はぁ~!成人式終わったね~!
矢月 優菜
矢月 優菜
青春も終わったね~………
花本 美月
花本 美月
諦めろ。私達には元々青春なんて無いさ。
矢月 優菜
矢月 優菜
あるのは!
花本 美月
花本 美月
オタク精神!
矢月 優菜
矢月 優菜
のみ!
花本 美月
花本 美月
ww
矢月 優菜
矢月 優菜
w何か言ってて虚しくならない?
花本 美月
花本 美月
私は優菜という親友が居るんだから!
矢月 優菜
矢月 優菜
おー!
成人式が終わり、そんなやり取りをしているとき。
ナイフを持った黒ずくめの男が走ってきた。
男は、そのまま優菜の方へ。
思わず私は、優菜を庇った。
花本 美月
花本 美月
っ!っく…………
男はそのまま走り去っていく。
痛みを堪えられずに、地面にしゃがみこむ。
通りすがりの女性の悲鳴が上がった。
矢月 優菜
矢月 優菜
み、美月………!
花本 美月
花本 美月
ゆ、うな………はは。『華のような君へ』………クリアしたかったなぁ………
矢月 優菜
矢月 優菜
や、やめてよ……美月………ずっと一緒でしょ……?タヒんだりしないでよ…………
花本 美月
花本 美月
………ごめん。優菜……………
視界が霞む。痛みも感じなくなってきた。
花本 美月
花本 美月
ごめんね…………
矢月 優菜
矢月 優菜
美月っ!
優菜の声を最後に、私の意識は途切れた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
女神様
女神様
おーい。大丈夫?って、タヒんでる時点で大丈夫じゃないか。
ん?私………通り魔に刺されてタヒんだんじゃ………?
女神様
女神様
あ、目が覚めた?
花本 美月
花本 美月
へ?あ、あの………どちら様………?
女神様
女神様
私はね、女神よ。
花本 美月
花本 美月
め、女神様?
女神様
女神様
そう。それでね、貴女は、通り魔に刺されてタヒんでしまったの。
花本 美月
花本 美月
あぁ………やっぱり。
女神様
女神様
それでね………私は、色んな世界を調整しているんだけど、人のタヒとか、そんな一人一人のことには干渉できないのね。
花本 美月
花本 美月
は、はぁ……
女神様
女神様
それで、貴女の場合………友人を庇ってタヒんでしまったでしょ。貴女は、本来はタヒぬはずじゃなかったの。
花本 美月
花本 美月
へぇ………
女神様
女神様
それで、さすがに私もタヒんでしまった人間を元の世界へ戻す事はできないの。
花本 美月
花本 美月
ちょっと質問良いですか?
女神様
女神様
えぇ、いいわよ。
私は、生きていた頃から好きだったファンタジー的な存在を目の前にして、とてもワクワクしていた。
花本 美月
花本 美月
女神様って、もっと………こう、派手な格好とかしているんじゃ無いんですか?
女神様
女神様
あぁ…………派手な格好を好んでしている神もいるけれど………私の場合、そんなにいつも仰々しい格好なんてしていたら肩がこってしょうがないのよ。
花本 美月
花本 美月
へぇ………
女神様
女神様
えーっと、それで、貴女を別の世界に転生させようと思います。
花本 美月
花本 美月
て、転生!?
オタクの私は目を輝かせる。
女神様
女神様
えぇ。貴女が好きなファンタジーの世界にね。
花本 美月
花本 美月
やったぁ!女神様サイコー!
女神様
女神様
ふふ。喜んでもらえてよかったわ。
花本 美月
花本 美月
けど…………優菜やお母さんやお父さん達………皆がいないのは寂しいなぁ………
女神様
女神様
あぁ、そこら辺も一応配慮はしてあるわ。8歳の時に前世の記憶を思い出すようにしておくから。その頃には、そっちの世界に慣れていると思うわ。
花本 美月
花本 美月
そうなんだ。ありがとう!女神様!
女神様
女神様
じゃあ、送るわね。
花本 美月
花本 美月
はーい!
そして、またまた私の意識は途切れた……………
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
はい、こんにちは!
いや、気分転換にと言うか…………掛け持ちしてすみません。いつもいつも………
花本 美月
花本 美月
ねぇ、いつも平謝りしてるよね。
………ごめんなさい……………
花本 美月
花本 美月
はぁ、こっちもちゃんと進めてよね。
はーい。
では、ありがとうございました!