第11話

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次の日僕は玲於くんと一緒に事務所に行った
『ヒロさん!耳聴こえるようになりました!』
ヒロさん「本当なのか…?」
『はい!』
ヒロさん「なら皆と練習してこい!!」
『はい!』
そうして楽屋まで来た
付き添ってくれてた玲於くんはGENEだからいない
 ありがとう
そう玲於くんに感謝しながら楽屋に入った
ガチャ
皆「??」
『おはようございます』
皆「え…?やましょー/さん/なのか?」
『はい。今日から練習復帰する予定です』
皆「やった〜!!」




そうなるんだと思ってた。
けど人生そんなに甘くない

ガチャ
そう開けた楽屋のドア
もちろん驚いた顔をしてた
だけどメンバーを見ると辛くなって心が苦しくなった
そしてさっきまでは聴こえていた耳が聞こえなくなった
ドンッ
そう物音をならして倒れていった
ああ〜僕はここに居たら駄目なんだと思った
昨日までは違ったのに
なんでなんで?と自分を問返した










目を開けるとメンバーを筆頭に事務所の先輩たちが来てくれていた
でも聞こえない
だから僕はスマホを出してこう打った
「急に倒れてごめんなさい。
 玲於くん補聴器持ってないかな?」
いつでも冷静に。
落ち着いて
そしてたまたま玲於くんが僕のを持っててくれたらしい
そうして補聴器をつけて皆と話した
翔平「急に来てくれて嬉しかったです!
   でもどうして倒れたんですか?」
あぁ翔平はこんな事を思っていたんだな
ごめんと心に言いながら答えた
『全然メンバーは悪くないんだけどね
 メンバーの顔を見て見るとファンの人の
 思いってのが感じるんだ。
 メンバーと居られるのは嬉しいはずなのに
 苦しかった。』
正直に伝えた
ヒロさん「ファンにされた事はお前にとって
     地雷なんだろう。
     でもな一つ言えるのが、
     皆お前の帰りを待っている」
そうヒロさんに言われて自分の気持ちに向き合えた気がする
『皆ごめん。頑張って乗り越えてくるから…』
これが僕に言える最大限。
皆「待ってるから」
そう言い帰っていった
皆が帰って張っていた気を貼らなくて済んだからか涙が溢れてきた
その様子を見てる人が居るのは全く知らずに