第10話

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なんで…?
何で僕は聴こえないの?
ブーブーブーブー
あ、電話だ
誰からだろう?
補聴器付けてるから聞こえるけどな(地味に
☏玲於くん
あれ?玲於くんから?
『はぃ…』
玲於くん
「あ…聞こえる?」
『あ…うん…地味に…』
玲於くん
「今から家行くから」
『あ、うん。』
なんで電話で?
そう思ったけど…
ま、いっか


もうそろそろ来るかな?
そう思ってドアの穴を見た
あれ?来てる
ピンポンならなかったけどな
あ、聞こえなかったからか
『どうぞ…』
佐野玲於
「ちょっとLINEではなすけどいい?」
『どうぞ…?』
佐野玲於LINE
「あのさ、彰吾はたよんないじゃん。
 全然頼ってくれてもいいんだよ?
 ってか頼ってよ?
 ストレス溜めてたなら話せば良かったでしょ?
 怒ってないから全部溜めてたぶん吐き出して?」
なんで
なんでそんなことを言ってくれるの?
泣きそうじゃん
佐野玲於LINE
「泣け。」
不器用だけど優しい
この人なら…
『。:゚(;´∩`;)゚:。辛、かっ、た…。
 悲し、かった…。死にた、かった、…。
 。:゚(;´∩`;)゚:。』
佐野玲於LINE
「補聴器付けてもそんぐらいか…。
 外したら何も聞こえないか…。」
『ごめ、ん…。もう…」
佐野玲於LINE
「死ぬなんて思うな。お前を待ってる人がいる。
 必要何だよ。彰吾、いくら時間がかかってもいい。
 だから溜めんな」
『(´;ω;`)ウッ…ウワァァァンまた、みん、なと、
 LIVE、した、い、、、』
玲於くん
「彰吾!!!」
『玲於くん…?僕またあそこに立ちたいよ…
 けど今皆に会ってファンにもあったら、、、
 無理だよ…。』
玲於くん
「彰吾…お前聴こえる…?補聴器外して」
『玲於くん…?聴こえるよ!!!!玲於くんのおかげで
 聴こえた。僕頑張るから………。』
聴こえたんだ。
やったぁ!