by 中村莉桜
業side
ねぇ、殺せんせー。
はい、何ですか?業く_
パァン
ピチピチ...
先生がこちらを向いた瞬間に俺は発砲する。
その弾は見事に命中し先生の触手が地面に落ちた。
すっげwこれでも命中するんだw
中々やりますねぇ、業君。
先生完全に油断していました...
この調子だったら、簡単に先生の事殺しちゃうよー?
ヌルフフフ...それはどうですかねぇ。
さあ、そろそろ授業が始まりますよ。
......
...まさかとは思いますが...今日もサボりですか?業君。
んー?んな訳ないじゃん。流石の俺でも1週間連続はしないよー。
それなら良かった。さあ、教室に向かいましょう。
パァン
先生が俺に背中を向けた瞬間、俺はまた発砲する。
が、あっけなく避けられた。
ヌルフフフ...惜しいですね、業君。
銃の角度が中途半端過ぎます。
銃を抜いてからしっかりと標的に向けて、それから発砲しましょう。
銃を撃つ速度だけを重視しては、先生は殺せませんよ。
へぇー...授業前の予習って感じ?
そこは先生としてしっかりしてるんだ。
ヌルフフフ...当たり前ですよ。
生徒が道を間違っていたら正してあげる。
分からない事は丁寧に、最初から教えてあげる。
それが教師です。
...そんな事言うから、殺したくなくなるんじゃん...
俺は先生に聞こえないぐらいの小声で言う。
にゅ?業君、何か言いましたか?
ううん、別に何もー。
ねぇ、そろそろ授業始まるんでしょ?だったらさっさと行こうよ。
そうですね、今度こそ教室に向かいましょう。
続く...
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