エスクプスside
その日は、いつもと違かった。
いつもは誰かしら起こしてくれるのに
今日は、ヒョクヒョンからの電話で起きた。
多分、朝の6時半くらいだったと思う。
マネージャー達が宿舎に起こしに来るのが7時半の予定だったから、なにかおかしいとは思ったんだ。
あなたが、SEVENTEENのマネージャーをやめる…?
一瞬頭が真っ白になった。
スマホを放り出し宿舎の中を走り回る。
だけど、あなたも、昨日持ってきていたはずの
荷物もなかった。
こんなにいきなり辞めるなんて…
ずっとそばに居てくれるって思ってたのに…
結局、俺らじゃあなたの力になれなかった
いつも守ってもらってばっかで
何一つ返せてないのに…
解放………か…
そうだよな、散々辛い思いさせてきたんだ
そういう表現の方が正しいかもな…
でも…あまりにも終わりが急すぎて…
俺は……
俺は、受け入れられないよ、あなた
久しぶりの更新ですね…!
新生活始まって忙しくて更新出来てませんでした!
これから亀更新になるかと思いますがよろしくお願いします!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。