うそ…目の前に…あなたがいるなんて…
顔を覗き込もうとする🦄。
怖くて顔も見れないよ…
ホソクside
今なんて言った?
あなただって?
まさか…
さっきから声も似てるし…あなたの匂いがするし…
僕はあなたさんの髪をかき分け、あなたさんの顎をクイッとあげる。
でも隣にARMYもいる訳で、連絡先なんて聞けない。
君が隠し事を隠すのが下手なくらい知ってるんだからね。
隠すなよ。分かってるくせに
あなたside
来なきゃよかったわ。
そう思いながらアルバムをひらく。
付箋↓
『明日の20:30、○○○コーヒーに来い
ホソク』
高校時代から行きつけのコーヒー屋覚えたんだ。記憶力だけいいね。
行くわけないじゃん。「なんで来たの?」とかでしょ。昔の優しいあんたはどこよ。なんちゅう口調になったんだ。不良になったのか?この10年近くで。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。