第23話

 # たまには / 버논 
4,066
2022/10/16 11:22




   今日は本当になんにもない

   のんびりとした休日 .




   映画鑑賞をする約束をしていた彼は

   まだ寝室にて爆睡している .



   だから私は起こしに

   ゆったりとした足取りで彼の元へと歩く .





 나 
 はんそる ~ 朝だよ ~ 





   もうお昼になっちゃいそうだけど




 버논 
 버논 
 ん ~ 




   元々仰向けで寝てたのに

   私が声を掛けたからか

   向こう側を向いてしまったハンソル .




   この方が私の一応彼氏さんであるですが

   かなりマイペースでマイペース .




   それが私からしても

   楽だったりするんですけど …





 나 
 お昼ご飯なしだよ? 
 버논 
 버논 
 ん … 





   大丈夫かなぁ …




   映画はいつでも見れるからいいけど

   ちょっと早く起きて欲しい気もする …




   私はとりあえず彼が

   羽織っている布団を剥がして




   
 나 
 じゃあお昼ご飯先に食べるね 




   と , 声をかけてみる .





   そうすればそれは嫌なのか

   寝癖を爆発させたまま

   足を引き摺って洗面所へ向かうハンソル .






   可愛いなぁ , なんて思いつつ

   お昼ご飯の準備をする .




   用意するもの全てが二人分なのが

   最近の幸せな気がする .





 버논 
 버논 
 おはよう 
 나 
 おはようハンソル ~ 
 버논 
 버논 
 もうお昼か … 
 나 
 うん ㅎ 





   昨日の夜遅くに寝た訳でもないのに

   今日は起きるのが遅めだったね .




   まぁ私が朝から起こさなかったのも

   原因のうちの一つなんだけど .





 버논 
 버논 
 今日なんか予定あったっけ ?? 
 나 
 特にないよ ~
 だから映画見ようって 
 버논 
 버논 
 あぁ , そうだった 





   いただきます , と手を合わせた彼は

   もぐもぐと私の作った朝ごはんを

   早々と胃に流していく .




   私も彼の後を追って

   手を合わせて挨拶をする .




   我ながらご飯は美味しく作る方だと思う .





 버논 
 버논 
 ん , うまい 





   そう言って親指を立てたハンソル .




   こうやって態度に出してくれるのか

   私からしたらすごく嬉しかったりする .





 나 
 ほんと?よかった 
 버논 
 버논 
 うん , うまい 





   もぐもぐする姿は本当に小動物みたい .



   背も低いわけじゃないし

   筋肉だって程よく着いてるのに


   どうしてこんなに可愛らしいんだろう ??





 버논 
 버논 
 ? … 食べないの? 
 나 
 食べるよ ~ 
 버논 
 버논 
 止まってる 
 나 
 ハンソル見てた 
 버논 
 버논 
 ? … ありがとう 





   一体なんのお礼なのか .



   ハンソルはまだ寝ぼけたまま

   寝癖をぴょこぴょこさせて微笑んだ .




 버논 
 버논 
 映画 , 何見る? 
 나 
 前は私の見たいやつだったし
 今日はハンソルが見たいのにしよう 
 버논 
 버논 
 いいの? 
 나 
 うん 





   私がそう返事をすると

   しばらく黙り込むハンソル .



   ご飯を食べる手は止まらないけれど

   目線はどこを見てるのか

   分からないまま固まってる .





   多分見たい映画決めてるんだろうな …






 나 
 何かお菓子買ってくればよかったね 
 버논 
 버논 
 … 確かに . 買いに行く? 
 나 
 わざわざ?面倒じゃない? 
 버논 
 버논 
 ううん , あなたと一緒なら 





   まっすぐ私の目を見つめて

   そう漏らしたハンソルは


   手を合わせて ご馳走様でした と言った .





 버논 
 버논 
 じゃあ着替えてくる 
 나 
 ぁ , うん … !! 




   かなりの速さで食べ終わったハンソルは

   スタスタと自室に戻って行った .




   いつあんな言葉が飛んでくるかなんて

   身構えているわけないんだから


   私はさっきの些細な言葉に勿論やられた .





   元々ハンソルがそんなに大きな

   愛情表現をしてくることがないから


   余計ドキドキしてる ,





 버논 
 버논 
 ん , 手止まってる 
 나 
 わ , ごめんっ …  
 버논 
 버논 
 考え事? 





   着替えが終わったハンソルは

   攻撃にやられて放心状態な私に

   そう声をかけてくれた .




 나 
 うん , ハンソルのこと … !! 
 버논 
 버논 
 … そうなんだ 




   少しは仕返しできただろうか .




   私が残りのお昼ご飯を口に詰め

   ご馳走様でしたとリビングを飛び出る .





 버논 
 버논 
 … 可愛すぎた , 





   だから , ハンソルのその声が私に

   届くことは無かった .




   けど , ハンソルはあの後

   コンビニに行くほんの少しの距離なのに

   ぎゅっと私の手を繋いでくれた .





   たまに来るマイペースな彼からの

   愛情表現なるものが

   ぱんち強すぎて困っています .









   リクエストありがとうございましたっ !!




   ばのんちゃん … !!

   上手くかけたでしょうか …

   最後が納得いかない … !! (



   それにしても遅すぎてリクエスト消化が

   間に合ってなくて色々申し訳ないです …



   自分のしたリクエストどれだ … ??

   ってなるくらい待たせてしまってることに

   なんだが罪悪感しかないです …





   ご期待に添えれてたら嬉しいです !!


   素敵なリクエストありがとう ~~~ !!!




   いつもありがとうございます 🙇🏻🤍



   RuI .




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