手を伸ばしても ,
追いつこうと走っても
彼は此方すら振り返ってくれない .
私の事を嫌いになったのだろうか?
私に飽きを感じてしまったのだろうか?
私に呆れを感じてしまったのだろうか?
なんでもいい , どうでもいい
お願い , ただ離れないで
再度名前を呼ぶと
普通に反応しては
普通に目を向けてくれる彼が
私のすぐ目の前にいた .
触っていた携帯の電源を落としては
若干涙が出そうになる
私の元に来てくれるスンチョル .
こんな質問を投げかけることが
どれだけ鬱陶しくて面倒な事かなど
自覚しているのに
夢の影響か , どうしても気になってしまう .
そう言っては私の頭を撫でるスンチョル .
スンチョルは私の夢を
小馬鹿にするように笑う .
現実になったらどれほど辛いものか .
スンチョルはこのきもちが分かるのかな .
心の底から好きだと思える人が
近くからいなくなるのが怖かった
スンチョルは私を引き寄せて
ふわりふわりと頭を撫でた .
心地いい感覚が広がって , 暖かい .
見るんじゃなかった … !!!
スンチョルが居なくなるなんてそんなこと
考えたくもないのに … !!
ハニが出てくる夢には
スンチョルいつもいるよ (
だから大丈夫!
私はスンチョルが1番
それもそれで傷つくなぁ …
私が居なくなっても
平気だよって事に思えちゃう .
なんだか嬉しいようで恥ずかしくて
スンチョルの肩を叩く .
痛い ~ なんて言いながら笑うスンチョル .
お見通しなの , うざい .
そう言ってはまた ,
彼は私の頭を撫でた .
困ったな , 素敵な人で .
私が笑うよりも先に
幸せそうに笑うから
私からもつい笑みがこぼれた .
明日も明後日もその先も ,
スンチョルがとなりにいるのがいいな .
リクエストありがとうございました🙇🏻🤍
なんか今回内容薄いし
面白みなくてすみません … !
なんか違う気半端ないですが
楽しんで頂けたら幸いです …
素敵なリクエスト
本当にありがとうございました ♡
また待ってます っ !! ((
いつもありがとうございます🙇🏻🤍
RuI .
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。