そう小さく声を上げては
机に突っ伏したドギョムさん .
私たちは今図書館にてお勉強中です .
何故ならば地獄のテストが
近付いているから …
テキストにいらいらした様子を見せながら
しっかり感謝を述べては
また机に向かう .
ドギョマはやれば出来るから
やった方がいい!伸びるよ!
と , 声をかけたところ
あなたが僕を伸ばしてくれ , という
訳分からないセリフで
勉強に付き合わされているのです
う" ~ う" ~ 唸りながら
ただひたすらににらめっこ .
なんか … 可愛い , ㅎ
元々友達としてよく話していたけど
ミンギュやミンハオ , 私の友達を
間に挟んで大人数でいることの方が
多かったからか ,
ドギョマと2人きりが少し不思議 .
それでいて2人きりにならないと
分からない彼の一面も見えた気がして
ちょっと嬉しくなる .
ついつい豊かな表情が面白くて
笑みを漏らすと黙り込むドギョム .
下を向いては息を吸った彼は
顔を上げた直後 ,
図書館だというのに
大きな声でそう言った .
気付いた頃にはもう遅く ,
彼が口を抑えると同時に
" お静かに " なんて注意されてしまう .
顔を見合せてそう言い合うと
段々と笑いが込上げる .
2人して声を殺して笑って
今までとは何だか違う楽しさに見舞われる .
暫く黙り込んで学習を
続けていたかと思いきや
突然声をかけてきたドギョマ .
そんな彼のわからないところが何処か
知らせてもらうのに待っていた時
彼はワケわからないことを言い出した .
そんな問題どこにもないぞ … ?
私は素直にドギョマに首を傾げる .
ヤバい … 何の話だ … ?
私は思考をぐるぐるとひたすらに回す .
けれどもどこにも
そんな魔法の答えなんて書いていなくて
ましてや聞いたこともなかった .
私のテキストとノートを閉じては
筆記用具までもを筆箱に仕舞い始める .
自分の分も綺麗に片付けたあと
私の方にやってきてゆっくりと
間抜け面な私の手を取る .
ニカッと笑っては
強く握った私の手を引いた .
訳も分からないまま図書館から飛び出して
見えた外の景色はなんだか
いつもよりキラキラして見えた気がした .
もしかしたら私にはもう
答えがわかっていたのかもしれない .
気付けば彼の手をぎゅっと握り返していた .
リクエストありがとうございました 🙇🏻🤍
何でもかんでも恋愛系にしてしまうので
勉強会要素がない気がしますが
ご期待に添えれてたら嬉しいです …
追記:なんか言葉選びとか表現が
意味不明な気がして面白みがない気がします…
めちゃくちゃ申し訳ないです … !!
素敵なリクエスト
本当にありがとうございました ⸜❤︎⸝
また機会があればお願いします🙇🏻⋱
いつもありがとうございます🙇🏻🤍
RuI .
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。
登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。