「終わったぁ。」
「チッ」
「なに?機嫌悪いの?」
「…」
「よし、出かけよう」
「お前はバカなのか?」
「バカとは酷いなぁ~」
「……」
「ほら、行くよ」
「なんで、ここなんだよ」
「うーん?楽しいから?」
「チッ、俺に聞くな!!」
「とりあえず楽しもうね"遊園地"を」
「チッ」
「ジェットコースター乗ろう」
「はしゃぎすぎるな」
「楽しいね」
「そうだな…」
「次あれ行こう!」
「はぁ、お気楽だな」
「うん?なんか言った?」
「なんでもねぇよ、行くんだろ?」
「うん!」
もちろん満喫してます
だって、あのジンと遊園地ですよw
私服も真っ黒かなって思ったけど案外普通だ
った、意外だなって思ったよ
まあ、金銭感覚やばかったけどね…
「ふぅ、楽しかったねぇ」
「そうかよ」
「また行こうね、ボク楽しみにしてるから
ね」
「暇だったらな」
「…」
「ただいま」
「おかえりなさいー」
「あ、おかえり」
「じゃじゃじゃーん!!」
「えっ、これ…」
「ふふっ、休み取れたから、明日水族館行こ
っか」
「いいの?」
「もちろん大丈夫だよ」
「見つからないの?」
「心配無用、変装するから大丈夫だよ」
「そっかぁ、楽しみ!」
「楽しみだな!」
「なにみよっかなぁ」
「優人、これは?」
「ペンギンだぁ!」
「ヒロキ、これよくない?」
「おぉ、イルカだ!」
楽しそうでよかったな
最近一緒にいれなかったから良かった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。