第24話

ふぅ、疲れた
712
2020/11/20 14:00






「もしもし、」

「一花さんお疲れ様です」

「安室さんもお疲れ様」

「色々助かりました」

「よかった」

「最初のあの提案には驚きましたよ」

「ふふっ、それは、よかった」

「まさか、工藤優作氏だとは、思いもしませ

んでした。」

「まぁ、だろうね」

だって私ズルしてますから。

知ってましたから。

なんなら、私を怒らせなければ原作通りだっ

たんですけどね…

イラッときたので…

思う存分演技をしながら本音も少し言わせて

もらいました。

ポーカーフェイスって大事だね

これじゃ敵に気づかれてしまうからね

「後処理は任せたよ」

「はい!失礼します」

「あ、安室さん、お疲れ様」

「ゆっくり休んでね、何かあったらうちにお

いでね」

「あ、ありがとうございます!!」

「じゃあね」



「ふぅ、終わった」

いやー、楽しかったな…

さてと、仕事しなくては、









「お久しぶりです」

「久しぶりだね、もう大丈夫なの?」

「はい!大丈夫です。お心配をおかけしまし

た。」

「元気ならいいよ」

「あ、先生あれは?」

「はい、これ」

「ありがとうございます!!」

「たっちゃんも休んでね」

「はい!先生も休んでくださいね」

皆さん

こんにちは


私は今どこで話しているでしょう


正解は…



ポアロです!!

そして、コナンがいるんですよ

あ、ちなみにたっちゃんとは、担当さんの事

です。

担当さんだから、たっちゃんとあだ名をつけ

ました。


「ねぇねぇお姉さん」

「どうしたのかな?」

「先生って?」

「ごめんね、答えられないかな」

「なんで?」

「コナン」

「一花お姉さん…」

「えっ、知り合いなんですか!?」

「まあ、ね」

「教えてよぉ!」

「コナン、人のプライベートを言うつもりも

ないし、相手は女性なんだよ。女性の秘密を

どうして知りたいのかな?」

「誰しも言えないことは、あるよね?

だって、君だって言えないことを抱えてる

よね?

それと同じだよね?

これから、余計なことに首をつこまないで

ね。」

「ごめんなさぁい」

「ごめんね、たっちゃん」

「いえいえ、大丈夫です。」

「本当に大丈夫?」

「す、すみません、実は、男の方が苦手で」

「ごめんね、配慮が出来なくて。」

「いえ、こちらこそごめんなさい」

「じゃあこれは頼んだよ」

「任せてください!!」


「じゃあここは、私に奢らせてね」

「いえ!そんな訳には…」

「嫌な思いをさせちゃったから」

「じゃあ、ありがとうございます!!」

「私はまだここにいるから気をつけて帰って

ね」

「ありがとうございました。」



ふぅ、ひとまず終わったかな



カラン

「いらっしゃいませ」

「あっ!一花先輩!!」

プリ小説オーディオドラマ