……
プルルルルル〈太宰かァ?〉
〈なんだい中也。今私は自殺で
忙しいんだけど?〉
〈あなたそっちに居ねぇーか?〉
〈え?あなたならとっくに……〉
〈……真逆〉
〈中也、今からポートマフィアに行く。
森さんに伝えておいてくれ〉
〈嗚呼。わかった〉
首領。中原です。
どうぞ?こんな夜になんの用かね?
あなたが___
……真逆
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ん……
(また乱暴な連れ去られ方したな……)
お早うございます
なんであんな連れ去り方をするの?
用があるならいえばいいのに
ふふっ…それでは、こちらとして
癪に障るので……
何が癪よ
もうそろ私ポートマフィア抜けてもよろしくて?
まあそれでも彼奴らは私を止めるでしょうね
それは貴女が最強の異能力者だからですか?
いいえ
中也は……彼奴は私に恋しているからよ
……ほう
もうスパイなんて飽きたわ
ヨコハマ潰す?
それはこちらとしてダメですね
えー
今度、ポートマフィア首領と
武装探偵社首領にウィルスを仕掛ける
方針です
へー
あの森さんと諭吉に?
えぇ
だから私に、随時行動を教えて欲しいと……
えぇ。できますよね?
何を言っているの
見くびられちゃ困るわ
ポートマフィア第一幹部にして首領補佐よ
ふふっ。ではよろしくお願いいたします。
待って。
?なんでしょう
このまま帰るのもあれだから……
___
はい。了解致しました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
……カタカタ
……これだ
中也。森さん
居場所がわかったか?!
あぁ
……
場所は…___
痛った
え?
お前は……どこから……
どこからって抜け出してきたのよ
流石あなたちゃん。私の補佐なだけ
あるよ
はぁ
こちらとしても、補佐として抜け出せたけど。
1つ話したいことがある
ギルドがヨコハマを占領しようとしてる
ギルド……か……
明日にでも武装探偵社にある、許可証を買取に行くらしいけど
わお
絶対無理だね
えぇ。
あなたちゃん
……考えている事は同じようね
そうらしいね。君も観察能力が
良くなったじゃないか、
……ぶっ飛ばすわよ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
テスト⁄(⁄ ⁄•⁄-⁄•⁄ ⁄)⁄
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!