私は悟が帰ってくるまで暗い部屋で端で蹲っていた
五条side
数時間後
五「帰った、あなたは〜」
使用人「おかえりなさいませ、悟様。あなた様は奥の部屋であります。」
五「ん」
俺は無駄に長い廊下を走ってあなたの元へ向かった
五「あなた〜〜〜!!おひさ〜!!!」
『ズズ......................」
いつもは元気いっぱいに返ってくる返事は泣き声で返された
五「あなた.......?どうした?ってお前、、」
あなたの手にはあの写真がにぎってあった
五「はぁぁぁあ〜、...............みたのか、これ」
うんとかすれた声と同時に縦に首を振る
『会いたいって思っちゃった.......ごめんなさい』
五「謝ることはねーよ、大丈夫だ」
『んー......................』
とまだ俯いている、あー泣くの我慢してんのか
五「..........あなた、こっち向け、」
『何ですか...........』
少しキツく言ってしまったせいか警戒する様に今にも泣き出しそうな顔を俺に向け敬語で返す
それから俺はあなたをギュッと抱きしめて
五「大丈夫だ、俺がずっとそばにいてやる、お前を守ってやる、安心しろ、それに俺はお前が大切だ、1人にはしねえよ」
と柄にもなく微笑んだ
五条side終
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どうも、ハーブです。🌿
過去編まだ続きます!!
よろしくお願いします!!!🙇🏻♀️🙇🏻♀️
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。