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第11話

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「俺と話、したいんだろう?」
「どうせなら予約してから来て欲しいところだけどね、で五条くんは何で居るの」
「何かあったらいけないからね。見守り隊だよ」

ほら、この人直ぐ色々破壊しちゃうじゃん?
と宿儺を指差し、場の空気関係無しでおちゃらけた五条に心のなかで少しだけ感謝した。
冷静を取り戻して二人を招き入れた。











で、何を話したいんだ。
勝手に椅子に座った宿儺が低い声で、誰よりも初めに沈黙を切り裂いた。
何を話したいかと、改めて聞かれてしまうと少しだけ困る。聞きたいことはたくさんあったはずだ。思い出せないだけで。返答に詰まっている私に宿儺は


「なら、俺から話そう」
と言い出した。予想外すぎる言葉に緊張してしまった。











「お前、名前はなんだ」
「あなたの名字あなた、」
「ふむ、、ところで俺には優秀な部下が居るのだが、そいつにお前の事を色々と調べさせていてなあ。」
「はあ、」
「そいつの報告によれば、俺が聞いたのはその名前じゃなく、違う名前だったんだが?」


「は?」
何を言っているのか、さっぱりだった。勿論私に芸名なんかがあるわけない。
ああ、言い方を変えたほうが良いか。と何かに気づいた宿儺に、さっきまで黙っていた五条くんがこれ以上は止めろ、喋るなと制止する。
























「器の中身のことだ、」
「宿儺!!!止めろ!!」
頭が痛くなってきた。わけのわからない事を宿儺は言い続けるし、五条くんのあまり聞いたことのない大きな声も、今更、手のひらの火傷の痕が疼きだしてきたのも、一体何なの!




「お前の中身、■■だろ。お前は俺と虎杖小僧みたいなものだ。まあ厳密にいえば少し違うようだが」
「、止めてくれ宿儺!」
「そんな事を言っていいのか?五条悟。俺の機嫌を損ねれば、ここで暴れても良いんだぞ?そうすれば、お前が恐れている事態になるかもしれないな。ケヒヒそれもまた、愉快」
「く、そっ!」








「わた、しは、」
ぐるぐると目が回るような感覚に陥る。このままでは倒れてしまう、そう思った瞬間に抱きかかえられる。薄っすらと目を開けると、きれいな青色と目が合った。
「五条くん、ありが、」
その青色に安心してそのまま意識を手放した___