夏祭りの次の日。
ってかなんか空気が重い…
そういって指差した先にいるのはなーくんとるぅとくんとテーブルをはさんで座っている南。
謎の情報。
なんの反省会…?
満面の笑みでいうなーくんに怯えながら答える南。
なにされたんだ…?
思い出したのかまたカタカタと震えだす南。
ああ、だからあんなになーくん怒ってたのか。
そりゃあそこまで怯えるわけだわ。
莉犬くんはそれだけいうと
と外にでていった。
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数十分後、リサを連れて帰ってきた莉犬くん。
いつものようにコントのノリで仲良く会話をする二人。
昨日以来、南の顔がよく見れてない。
しかもなんか緊張して言葉がぎこちなくなる。
…理由は分かっている。分かっているけど…
…いやな予感
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二人に同時に聞かれて僕は自分の部屋に二人をいれた。
__ら真っ先にでた言葉それ!?
な、何を言って…
…なんだろう、このされる方にダメージがめちゃくちゃくる絶妙なコンビネーションは。
いちいち突っ込んでいくと、喉がかれそうになる。
そういってるぅとくんは立ち上がった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。