第2話

2話
333
2020/06/22 23:22
尾田 南
尾田 南
尾田南です。色々あって転校してきました。よろしくお願いします
私は黒板の前に立ってお辞儀をした。
先生
先生
じゃあ、仲良くしとけー
先生が適当にすませると、私は一号車の一番前に座った。

すると近くに女子がよってきていきなり話し始めた。
クラスメートA
クラスメートA
尾田さん!ラッキーだね!
尾田 南
尾田 南
?ラッキーとは
クラスメートA
クラスメートA
だってだって、うちの学年の王子、ころんくんと同じクラスになれたんだよ!
尾田 南
尾田 南
が、学年の王子様…
あやつが。
私のシェアハウスの最後の一人の同居人、水色頭のガサガサボイスのころんがなんともまあ運命のいたずらというか先生の気遣いというか作者の思惑というか(おい)同じクラスになってしまった。
まあ、私は一号車、あいつは三号車で流石にとなりにはならなかったけれど、それにしてもなかなかの展開。
クラスメートA
クラスメートA
あんなイケメン、三年のななもり先輩とジェル先輩ぐらいだよ!逸材だよ!?
なんだよその「逸材」って。あいつの何が良いんだよ。

しかもなーくんとジェルも逸材なんかい。
逸材いすぎだろ。
それに、家に帰ったらゲームするかYouTubeみるかで堕落し、休みの日にはゴロゴログダグダしてるだけのあいつの何が良い。
って言いたいけど、流石に同居してるのは黙ってるからなんも言えねえ。
萌
だよねぇ。やっぱりぃ、みんなもそう思うよねぇ
向こうの方でむちゃくちゃ甘ったるい大きな声で話している声が聞こえる。
尾田 南
尾田 南
あれ誰だ…?
クラスメートA
クラスメートA
ああ、あれ?あれは萌さん。学年1かわいいって言われている女の子だよ
尾田 南
尾田 南
へえ、学年1かわいい、ねえ…
ああ、これはあれだな。主人公と同じ人を好きになっちゃう猫被ったぶりっ子キャラの典型例!(結構メタい)
でもまあ、私はあいつを好きになるようなことはないから大丈夫!…だと思う(盛大なフラグ)
まあ、関わることないでしょ!(盛大なフラグ再び)
そんなこんなで朝がすぎていった。

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尾田 南
尾田 南
完璧に…完璧に迷子だあああああ!
通学路で迷ったァァァァ!
いやね?これば弁解をさせて欲しい。
シンプルに通学路が入り組んでて、どっちにあるのかとか分からなくなっちゃうんだよ!
尾田 南
尾田 南
なーくんは…今日生徒会あるんだっけ…
ああ、もう、なんてタイミングが悪い!
ころん
ころん
いや、何してるの…?
ガサガサな声と真っ青な髪が意識のなかにはいる。
尾田 南
尾田 南
…ころん
ころん
ころん
君さ、この歳になっても迷子なんて恥ずかしいとかそういうレベルじゃないよ。一周回ってなんか憐れだよ
尾田 南
尾田 南
私そんなに言われると思ってなかった
流石に辛辣すぎません?
尾田 南
尾田 南
じゃあ逆に聞くけど、なんでここにいるの?
ころん
ころん
…ゲーセンに
尾田 南
尾田 南
あんたなんてものに金かけてるの?
ころん
ころん
僕もそんなに言われると思っていなかった
なんなんだよ。
尾田 南
尾田 南
ってかゲーセンにいきたいなら早くいけば?
ころん
ころん
…行けるわけねえだろ
ころんは頬を赤らめながら目をそらしていった。
え…何、そういう展開?私をおいては行けない的な?

それはちょっと…かっこいいかも。
ころん
ころん
お小遣い足りねえし
うん、一瞬でもかっこいいとか思ったわたしの純粋な気持ちを返せ
ころん
ころん
ほらいくぞ。帰るんだろ?
そういうとゆっくり歩き始めるころん。
尾田 南
尾田 南
(でもまあ…楽しくなりそうだしいっか)
ころん
ころん
早く来いよチビ
尾田 南
尾田 南
だまれガサガサボイス
訂正。やっぱり仲良くできそうにはありません

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ぶどう糖
ぶどう糖
皆さんこんにちわ!
どうもダメ作者、ぶどう糖です!
ぶどう糖
ぶどう糖
一話で何個か間違いがあったので、訂正したいと思います!
逢坂→大阪
衝きの河→月の河つきのかわ(いや、どんなミスだよ…)
ぶどう糖
ぶどう糖
本っっっっっ当にすいません!
ぶどう糖
ぶどう糖
スマホ始めて半年もたたないスマホ初心者でして…
ぶどう糖
ぶどう糖
今度からは間違いのないよう、見直しを徹底しますので!(テストか)
ぶどう糖
ぶどう糖
今後ともよろしくお願いします!(取引先にする挨拶か)

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