ちょっとそれは言えないって言うか…
いきなりマジレスが来た。
あのあと、私は全てを話して
と言った。
理由は言わなくてもわかる。
なーくんたちに心配されるからだ。
特になーくん。あの人キレたら超怖い。
るぅとも察しいいし、若干心配性だしな…
莉犬は…うん。
なんか仲良くなれてない気がする…
まあ勿論ころんたちには止められたけど…
そのあと討論した末、今度落ち合って決めることになった(ダルいので割愛)
…優羽にも気づかれないようにしないと。
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玄関先で莉犬とジェルがお出迎えしてくれた
私がちょっとしたいたずら心で言うと、莉犬は一瞬キョトンとしてそのあと顔を真っ赤にして帰っていった。
いやあれが通常運転はヤバイだろ
…まあいっか!莉犬には莉犬の事情があるんだろう
リビングにいくとるぅとが洗濯物を畳んでいた。
さすがるぅと。生活能力というか、その他の基本スペックが高い。
ニッコリと微笑むるぅとは天使そのもの。
はあぁ。癒しだわ
はあああ。天使ぃ(作者の私情が含まれています)
私が準備していると、さとみがかえってきた。
さとみは私の言葉を無視してソファーにドカッと座り込んだ。
私ところんのコンビネーションが気に入らなかったのか、さとみは
と雄叫びをあげた。
そうなんだ。
私たちの反応が同じ過ぎて、顔を見合わせて笑ってしまった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!