第6話

6話
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2020/06/25 03:50
みなさん、いじめといったらどのようなものを思い浮かべますか?
カッターキャー、机の落書き、放課後呼び出しど、多種多様ですよね!
私はそのような中の代表的な…
尾田 南
尾田 南
…体育館閉じ込め、ですか
まあね、ある程度予想はしてたんだけど…
そうも予想が当たってしまうと、なんというか…アレじゃん?
尾田 南
尾田 南
…蒸し暑い
冬じゃないから寒くはないものの、今は六月下旬。蒸し暑さ倍増だ。
誰か助けに…来ないか。
まあ今授業中だもんな。当たり前当たり前。
どうせ萌のことだ。私ところんが話していてムカついたから、戒め的な感じと脅しでやったんだろう。

だからわざと金曜日じゃなく、別の曜日にしたんだな。(考察のプロ)
尾田 南
尾田 南
(つってもまあ、さすがに誰か来ないと困るな。なーくんたちを心配させてしまう)
なーくんは本気になったら怖い。

どれくらい怖いかというと、さんか木連続ぐらいで赤点をとったときの先生の反応くらい。
いや、それ以上。
尾田 南
尾田 南
(お願いします、神様。今すぐとは言いません。せめて、六時前くらいには…)
そう、自信がないときのテストをするときの前みたくハードルを下げていっていたら
ガラガラガラ!
体育倉庫の扉があいた。
そこにはころんと、見知らぬ女の子が立っていた。

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