てひょんくんの目の前にきた
🦁"こんにちh…
あなた?"
てひょんくんはやっぱりすぐ気づいてくれた
"久しぶり…です、ね。"
やばい、上手く喋れない
あんなに毎日のように一緒にいたのに。
🦁"キレイになったね."
"ありがとうございます
あのこれ…"
私の想い、手紙に書いておいたんだ
震える手でてひょんくんに渡す
🦁"ありがと…"
"もう…会えなくなっちゃうの…?"
涙が出てきた
するとてひょんくんは私の涙を拭ってくれて
🦁"俺はいなくならないよ。"
何それ…
期待しちゃうじゃん
ああ、もう終わっちゃう…
"てひょんくん
大好き。"
それだけ言って出てきた
涙が止まらない
これで本当に
最後なんだ…
てひょんくん
さよなら…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。