R18表現入りますので苦手な方は飛ばしてご覧下さい
ドアを開けてすぐの私の足元には
脱ぎ散らかった服に下着。
2人のお金を出して買ったソファで
戯れあう知らない女と彼氏、
振り向いた瞬間青ざめる顔、
言い訳を探すように慌てふためく彼。
何を言い出したかと言えば一言目は
だって。さすがに呆れるわ。
浮気相手はちょっと笑いながら家を出ていき
そう言うと、人柄が変わったように彼が豹変した
全然知らなかった、我慢させてたことも全部
浮気の理由は私にもあるかも、でも
ちょっとでも責任があると思った
私が馬鹿だった。
もうこれ以上聞きたくない、
ジャニーズで誇りを持って働いていること
すら否定されている気がして。
1人になりたいけど、誰かそばにいて欲しい
そんなわがままなことを思いながら
歩いてたらある人の家に向かってた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。