第5話

よん
783
2019/11/16 05:17
クラスメイト
おはよ〜
あなた

おはようっ…!

クラスメイト
おぉ!元気いいね!w
あなた

あ、えっと…

クラスメイト
おーい、相川、おは
相川真冬
ん、はよ〜
ビクッ
相川真冬
…あ
あなた

…………

相川真冬
ね、あなた…さん。少しいいかな?
あなた

いや、です

相川真冬
少しだけ!おねがい!
あなた

……なんで…

相川真冬
いいの?ありがとっ!
あなた

いいって言ってな…!

相川真冬
行こっか ♪
あなた

ゔ……

______________________
相川真冬
…で、昨日はどうしたの?
あなた

相川真冬
急に帰るし、顔赤いし。
あなた

!?

相川真冬
うぉっ…
あなた

かお、あかかった…?

相川真冬
うん。熱でもあった?
あなた

……うん。熱っぽかったのw

相川真冬
え、じゃあ今日学校大丈夫なの!?
あなた

うん、微熱だったから大丈夫…w

相川真冬
…………ねぇ
あなた

ん?

相川真冬
なんでそんなに悲しい顔なの?
あなた

…っ、真冬くんに関係ないッ

相川真冬
っなんでそうやって僕と距離を置こうとするの!?
相川真冬
僕がどれだけ…っ
相川真冬
………
あなた

…ごめん、じゃあ、私行くね

______________________
クラスメイト
はぁ〜っ、あなた〜!次体育だよ〜
あなた

うん…

クラスメイト
何、元気ないじゃん、どうしたの?
あなた

あ、大丈夫…だよっ!

クラスメイト
今日バスケだよ?あなた1番好きって言ってたじゃん
あなた

う、うんw

クラスメイト
ん〜、今日見学しよっか!!男子の試合中心らしいし、
あなた

え、いいの…?

クラスメイト
友達が元気ないんだもん!ほっとけるわけないじゃん!w
あなた

ありがとう…!

_______________________
相川真冬
………次、体育か。
クラスメイト
相川!早く行こうぜ!バスケだって!
『私、バスケ見るの一番好きなんだ。』
相川真冬
うん、
クラスメイト
相川って足怪我してなかったらどれくらい運動神経あるんだろうな。気になるw
相川真冬
ん〜どうだろうね?w
クラスメイト
相川頭いいしアドバイス的確でいいんだよなぁ
相川真冬
役に立てたなら良かったw
________________________
あなた

……ん、

クラスメイト
どーした?
あなた

バスケ、見るのいいなぁって

クラスメイト
ほんと好きだよねw
あなた

うん……

まぁ、それどころじゃないけど。
もやもやが溜まっていく。
-っなんでそうやって僕と距離を置こうとするの!?-
-僕がどれだけ…っ-
あなた

………

クラスメイト
あ!あなた!あぶない…っ
あなた

っあ…

バスケットボールが私の方に飛んできて、












ぶつかる、はずだった
相川真冬
〜っ、あぶな…
あなた

……?

クラスメイト
え、
相川真冬
ばかでしょ、ぼーっとしすぎ…
あなた

…いま、何が、、?

クラスメイト
相川くん走れたの!?
めちゃめちゃ足速いじゃん!
相川真冬
……あ
真冬くんの手にはボールがある。
走ってきて、庇ってくれたってこと…?
あなた

なんで……

相川真冬
なに、僕があなたを庇ったこと、そんなに気に入らない?
あなた

う、ううん…っ
そんなことない……っ!

クラスメイト
ね、相川くん走れたってことは、嘘ついてたってことでしょ? ((ボソッ…
クラスメイト
相川は今までサボりたくて嘘ついてたのか?
クラスメイト
それ以外にないでしょ
クラスメイト
他に嘘つく必要ないじゃん?
クラスメイト
相川、お前サボりたくて言ってたのかよ。
クラスメイト
ふざけんな、!
あなた

…っ

違うのに。
貴方達は真冬くんの過去知らないでしょ。
知らないくせに、




____あぁもうむかつく。
真冬くんもみんなも。
自分の気持ちを殺してる自分も、
あなた

何も知らないのに言わないでよ…っ!

クラスメイト
……は?
クラスメイト
……何も知らないのにって知ることもないし…
あなた

知らないなら言わないでよ…!

あなた

真冬くんがどれだけ辛かったか知らないくせに!

相川真冬
ちょ、あなたッ
あなた

真冬くんだって体動かすの大好きなんだよ!
体育したくても、過去のせいで体育できない気持ち知らないでしょ…!?

あなた

それなのに、サボってる、とかふざけんなとか…勝手なこと言わないでよ…!
ふざけんなってこっちの台詞だよ!、

相川真冬
〜ねぇっ!
あなた

ビク

相川真冬
……僕、言っていいなんて、言ってないんだけど。
あなた

…あ、

真冬くんは頬を膨らませてジトーって目でこっちを見る
すると、だんだん近づいてきて…
相川真冬
…ばかっ!あなたが庇ったら僕かっこ悪いし、

………被害があなたにまでいったらどうするの!
そう言って両手で私の頬をつねった
あなた

い、いひゃい…

相川真冬
…でも、ありがとう。
小声でそうやって呟くと、真冬くんはみんなの方向を向いた
相川真冬
…っ、ごめんなさいっ!足怪我してないのは事実です。
相川真冬
みんなからみたらサボりになるのも事実、です
クラスメイト
…ほら、やっぱり
相川真冬
でも。僕自身、大事な事だったんです。
相川真冬
中学から体育は好きでした。一番好きな教科って言っていいほど、
相川真冬
でも、僕、本番に弱くて…
練習で上手くいっても本番は足引っ張ってばっかりだったんです
相川真冬
その時に仲良かった友達に「真冬って練習は体育すごいのに本番になると下手だよな」って言われた言葉が忘れられなくて、
相川真冬
また言われたらどうしよう。足引っ張ったらどうしよう。って
あなた

ーっ

真冬くん、震えてる。
みんな、どう思ってるのかな
相川真冬
みんなに関係ないのに、僕の勝手な私情で体育サボってごめんなさいっ!







.







クラスメイト
……別に、こっちも悪かった面はあるし。
クラスメイト
ちょっと私勘違いしすぎたかな?w
ごめんね〜っ!
相川真冬
…っ良かった…
あなた

……

私はみんなが騒いでる中、みんなに見えないように真冬くんのジャージの袖を引っ張った
相川真冬
…?
あなた

真冬くん、やったね…っ!((コソッ))

相川真冬
〜っ。僕は何も出来てないよ。
あなた

…??

相川真冬
ねぇ、あなた。後で話したいことがあるんだ。
あなた

うん?

相川真冬
放課後、あいてる?
あなた

うんっ!

相川真冬
……みんながいなくなるまで、教室に残ってて、下さい。
相川真冬
ちゃんと、伝えなきゃいけない、から。
.






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ごめんなさいめちゃめちゃ話変えました…!

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