あなたside
今日はいよいよ私の初披露の生放送の音楽番組の日だ。
朝からそのリハを終え、みんなで楽屋で昼ごはんを食べているところだ。
ネットでは相変わらずアンチが続いている。
そのため、余計に緊張してしまう。
更にアンチが酷くなって活動に支障をきたしAぇ!groupのみんなに迷惑を掛けてしまったらどうしよう...と。
そんな考えばかり頭の中を支配し不安が募る。
そう言われ下を見てみるとケチャップまみれのオムライスが。
お昼ご飯でオムライスが出てきてケチャップをかけている途中で考えこんでしまいこの有様だ。
皆さんのおかげで元気が出てなんだか楽しめるような気がした。
お昼ご飯を再開しようとすると
そう言って正門さんが自分の分のオムライスを渡してくれた。
お礼を言ってオムライスを食べようと見るとそこにはケチャップでガンバロ!と書いてあった。
驚いて正門さんをもう一度見るとニコッと笑い
と言って私の頭に手をのせ、優しく撫でてくれた。
今、可愛えぇってきこえたような...
そ、そんなわけないよな
正門さんの優しさや仕草にキュンとしてしまい今の私の顔はケチャップ並に真っ赤になっているに違いない。
その時、正門さんの耳も私と同じように赤くなっていることをこの時の私は気づかなかった。
作者🎸
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!