この空気をどうにかしようと私は勇気をだしてぐく君に話しかけようとした。でも、
「ごめーん」
友達が来ちゃってぐく君に話しかけることが出来なくなっちゃった
「あなたもしかしてぐく君になにか言おうとした？」って友達が小声で聞いてくれたけどわたしは
🦋「ううん…」
って答えた。だって、
今の私はさっきまであった話しかけようという勇気はなくなっていたから
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました！