第62話

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2023/01/29 09:15
JK side









僕たちは今BoyWithLuvを踊っている最中



途中であなたと目を合わせたりするんだけど



なにかがおかしい 嫌な予感がする



曲もラスサビに入り 僕とあなたがセンターで踊る



いつもなら自然な笑顔で踊っている表情も



今日はどこか苦しそうな笑顔



そして最後の決めポーズ



あなたが前に向いて僕の肩に腕を置いて



僕達は後ろを向いてる





…いつもの感じじゃない



息切れの仕方も普段と違う感じだし



今日はやけに僕の肩に体重がかかってる気がする







…大丈夫?どこか具合悪い?





カメラとarmyに気付かれないように声かける





U「ん…大丈夫だよ 笑





言葉と行動が矛盾してるけど



ここで言ってarmyに心配をかけるわけにもいかない





ん そっか ㅎㅎ





と言うしかなかった












パフォーマンスも終わり最後の挨拶となった



あなたが先に挨拶をしてステージから降りる



その次に僕達…という順番だった







U「…

  今日も皆さんとこうやってライブを楽しめて

  私はすごく!!幸せです!!

  またどこかでお会いしましょう!!

  今日来てくださったみなさん!

  本当にありがとうございました!

  またどこかでお会いしましょう!!」







そう言っている間に彼女の挨拶が終わり



彼女とハイタッチを交わし



僕達は挨拶に入る







RM「アミの皆さん 今日は本当に……」









ナムジュニヒョンがまとめて挨拶をしている



そんな中でも僕は彼女の事が気になって仕方ない





挨拶が終わりarmyに手を振っている時だった








ガタン!!




ドタッ!!





《staff「あなたさん!?!?」》







イヤモニから嫌な声が聞こえてきた



その瞬間僕達は目配せをし



armyに別れを告げた



急いでステージ裏に降りていく







『…っどうしたんですか!!』





staff「っわかりません!急に倒れちゃって…!」





そこにはスタッフに抱えられ



真っ赤な顔をして苦しそうに息をする



あなたの姿があった





急いであなたのマネさんに電話している







『…意識がない…っ呼吸が!!』





暫くしていると急にピタリと止まり



彼女は息をしなくなった







『っ誰か!!酸素吸入器!!!はやくっ!!!』




















𝙉𝙚𝙭𝙩 .










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