第8話
7話
コツ、コツ、コツ…
暗い廊下に2人の足音が響く。
あなたはそう言うと黙ってしまった。
あなたは急に立ち止まった。
またもやあなたの背中には鼻をぶつける。
ジンジン痛む鼻を抑え、翠はあなたに言った。
あなたは振り向き、翠に言った。
あなたと翠の目の前には巨大な扉らしき物が。
あなたは鍵をポケットから取り出し、鍵穴に刺す。
鍵穴が錆びているのか、鍵を回すのになかなか力を使うようで、あなたは体全体を使って鍵を回した。
ガチャッ!
巨大な扉を開くと、中は図書館の様だった。
大図書館を見回すと、中にある本は無限にある様に見えてくる。
翠が聞くと、あなたは「黒魔術」の棚に向かい、本を選びながら言った。
翠は少し感動したが、
とツッコミを入れた。
あなたはひょっこりと黒魔術の棚から顔を出した。
翠は元気なさげに呟いた。