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第1話

プロローグ
▒翠視点▒
目覚めると、見知らぬ場所にいた。
ゴミの山が積まれている裏路地だろうか?

そこの比較的綺麗な場所に眠っていたようだ。
お目覚めかい?
翠
!?
上の方から声が聞こえ、後ろの壁まで後ずさりした。
アハハ、そんなに構えなくても大丈夫さ。
謎の声の主は軽く笑った後、翠をじっと見つめた。
翠
………?
そうだ。アンタ、自分がなんでここにいるか知らないだろ。
声の主はニコッと笑ったが、目は笑っていない。
翠
………コク
自分がどうやってこの薄気味悪い路地裏に来たのか気になるため、頷いた。
そう来なくっちゃね!
声の主は指をパチンと鳴らした。
(なまえ)
あなた
ああ、アタシの名前を言ってなかったね。アタシはあなたさ。よろしくね。
声の主は「あなた」と言うらしい。
(なまえ)
あなた
アンタの名前は?
翠
……………スイ
随分間を開けて翠は呟いた。
(なまえ)
あなた
翠!よろしくね!
あなたは天真爛漫の少女のように笑った。
1話に続く