放課後どうしよう
とか考えながら屋上のベンチに寝転がって太陽を見る
あぁ、、なんでそんなに眩しいの、、
まるでラウールくんみたい
と思ったら
突然太陽の光が遮られて
遮られたかと思ったら
ラウールくんの顔面が目の前にあった
『うわっ!!!』
ラ「ひゃっひゃっひゃっ笑笑」
こんな笑い方してるんだ、、笑
『なんでここに居るの?』
ラ「あはっ笑あぁ、、面白い笑あぁゆい先輩に聞きました!」
『あいつ、、』
『え、てか何しに来たの』
ラ「先輩とお昼ご飯食べようと思って!」
『え、私お昼ご飯要らないんだけど、、
お腹すいてないし、』
ラ「えぇ?!せっかく先輩のためにお昼ご飯作ってきたのに!」
『えぇ、?、、うん、、まぁ、、わかったよ、、食べるよ、、』
お弁当箱を開けると
『茶色ばっか、、、』
ラ「へへ、、笑」
そしてひとつからあげをたべてみると
『うま、、
え、これ自分で作ったの?』
ラ「へへ!うん!」
『意外と料理上手ね。』
ラ「ほんと?!嬉しい!」
子犬みたいに跳ねて喜ぶラウールくんの体には
尻尾と耳が見える、、、
『あの、、美味しいんだけどさ?もうちょっと緑入れて?笑』
ラ「わかった!」
いつの間にかタメだし、、
ラ「ねぇねぇ、下の名前で呼んでもいい?」
『え、うん、、いいけど、、』
ラ「あなた、ちゃん、、/////////」
『ふふっ笑』
ラ「な、なんで笑うの!/////////」
『いやぁ、照れてるの可愛いなぁって笑』
そしてそのまま時が過ぎ
時刻は放課後
先「おいあなたの名字〜!」
嫌な予感がした
先「この本。図書館まで持って行ってくれないか?」
あ、終わったーーーー
『は、はい、、』
成績がそこそこいい私は
かなり雑用を任される
こーりゃまた大変なことになったな
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。