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アラームが鳴ってる起きなきゃ…
携帯を探していると手が何かに当たった
隣を見るといつもの光景
高校生になるのにこの距離感はダメだと何度も注意したのに…治らず、高2になってしまった
眠そうに瞼を擦りながら、起き上がる彼を見つめる
呑気に欠伸をしてる彼は、隣に住んでる吉沢湊斗
小学校の時に引っ越ししてきた
お父さんが小さい頃に亡くなって、お母さんは仕事で居ない事も多くて、いつも一人だった私
寂しがり屋で、怖がりな私の面倒を優しいみー君は、ずっと見てくれてた
それは高校に上がった今でも続いていて、お母さんが夜勤で居ない日は、寂しくないように一緒に居てくれる
昨日もお母さんは、夜勤で出ていた
今…好きって言った?!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。