第11話

10話
992
2020/12/28 11:17
ピンポーン
貴方
貴方
はい
汚すと信介くんに怒られるかもしれない。

それが怖くて何も食べられていなかったからか歩くのもやっとだった






バイトも無断欠勤しちゃってるからそれでまた怒られるのかな


貴方
貴方
ごめんなさ、って…なんでここに、?
角名
角名
ラインも全然既読しないから心配したんだよ。
角名
角名
大丈夫…じゃなさそうだね。
角名
角名
話聞く前にとりあえず横になって顔色悪いよ
貴方
貴方
う、うん。
角名くんは高校の時に仲良くなって大学生になって学校が変わってもたまに連絡をくれていた。
角名
角名
…腕
貴方
貴方
み、見ないで…
角名
角名
…何もしないから手当てだけさせて
角名
角名
大丈夫だから。
貴方
貴方
うん、
角名
角名
無理には聞きたくないけど何があったか話せる?
貴方
貴方
何もないよ
角名
角名
嘘。
角名
角名
あなた嘘つく時絶対人の目見て話さないしそれに、
角名
角名
ラインも返事返さないし顔色も悪いし…そんなに痩せているのに何もないなんて言わせない。
角名
角名
ここの住所もあなたの友達の…未来ちゃんって子に聞いた
貴方
貴方
大学まで行ったの?
角名
角名
今の住所もわかんないし心配で
貴方
貴方
ごめん、なさい
角名
角名
謝らなくていいよ。ねぇ、俺には話せない?北さんが関係してるんじゃないの?
貴方
貴方
…っ、
角名
角名
絶対俺はあなたを否定したりしない.だからお願い
あなたが心配だから
貴方
貴方
あの、ね。
貴方
貴方
っ、
話そうと思い出そうとすれば涙が溢れてくる











私が泣いている間も角名君は私の手を握ってずっと待っててくれていた.
貴方
貴方
実は…、

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