15xx年 x月 x日 あなたの下の名前(カタカナ)・エルム聖女引退1日後
早朝 , 人間の時間軸を無視するように
警報ような鳥の鳴き声が国一体を支配した
平和の象徴である純白の綺麗な鳥_____
国王からの伝達を運ぶ特別な鳥たちだ
鳥の首元に結ばれていた
手紙を読むなり一人 ,
また一人と顔を白くしていった
_____もちろん , それは王都でも
自室の窓から外を眺める
男が一人 , 静かに国の異変を
感じ取っていた
しかし国民の混乱など
定期的に発生するもの
何も焦ることではないと処理したのか
また広げていた書面に視線を戻した
署名するだけの簡単の仕事のはずなのに
どうも動きが遅いのを彼は自覚しているのだろうか
_______そうして万年筆にインクがついた時 ,
ドアが荒い素振りで開けられた
彼の同僚でもあるイナミだった
右頬に一筋の汗が流れていて
何かただ事ではないことがあったのが
見て感じられる
” あなたの下の名前(カタカナ) ”
その名前が出るだけでその場の空気が
引き締まるのが肌で感じられる
彼女の名前が出るということは
また何かアイにしたのか ,
と勝手な憶測が脳内を行き交う
「 あなたの下の名前(カタカナ)が , 聖女辞めたって 」
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎⇝ ♡ × 200
お嫁さんって書いちゃうのは流石に反則です😖💖
気分変え面白いです😂
元彼とマチアプ再開とか流石に最高です🤙🏻













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。